55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

もう一度一緒に働きませんか…

 最後にお世話になった民間企業から打診がありました。

 家族の介護で困っていた時、非常勤で拾ってくれた会社です。

 私が身軽になったことも知っているようで、今度は正社員での打診です。

 

 公務員は「組織」で動きます。

 公平性とサービス水準の平均値の維持が大切で、かつ人事の流動性が高い職場ですから、組織・システムの構築と運営で、判断・思考・対応を進めます。

 ですから、個人のつながりでお仕事を進めることは非難されがち、とがった個人の存在や能力は排除されがちです。

 

 お世話になった民間企業は「人」で動きます。

 とがった個人の存在や能力、つながりが大きな成功や利益、問題解決を導くことが多いです。

 ですから、能力の高い人に仕事が集中しがち、特定の人への依存が高まりがちです。

 組織で動くというより、個人営業主の競争と協働で動きます。

 

 打診の内容、私に求められているのは、社内の組織構築。

 個人の自由は尊重したまま、業務の個人依存度を下げていく。

 個人主義的な社風は守ったまま、社員の精神衛生をフォローする。

 カウンセリング、キャリア形成、ハラスメント防止などのシステム構築。

 

 もう一度働けることは、経済的な不安を一気に解消に導きます。

 でも、……でもです。

 

 少し時間をおいて、お断りする予定です。

 期待されているような業務を達成する自信と健康とが、今の私にはないのです。

 でも、経験や業績を評価されたこと、56歳に正社員のオファーをしてくれたことは、何だかとてもうれしいです。これが「人生のピーク」というヤツかもしれません(笑)

 

 そもそも、6月には松本市へ引っ越しですしね(笑)

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