55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

欲張るのではなく欲を捨てること(早期退職生活のマインド作り)

 松本は晴天。ただ、風が強く、最低気温はまだ氷点下。

 「春は名のみの風の寒さや♪」そのものです。

 

 昨日、つれづれなるままにお金関係を見直していました。

 資産は、昨年末と昨日とを比較するとトータルで6万円ほど増えていました。

 増えているのは投資部分。現金資産を投資に少しずつ移しています。それぞれの利益率は為替が8%、NISAが20%くらい。ちなみに銀行利息は0.2%。これらと「生活費の節約による支出減」「お仕事収入の増加」がトータルのプラスを生んでいるようです。

 

 一方、4月から住民税・固定資産税・自動車税国民年金・国民保険の支払いが始まります。これに確定申告後に即納した所得税を加えると総額で40~50万円になるはず。

 これらを納めれば収支は赤字、資産減になります。

 

 早期退職して「無職×失業給付」で1年過ごしました。

 気づいたのは「賃貸家賃+納税が年間支出の半分以上を占める」ということ。賃貸の場合、無職で借りることができる物件が限られるということも。

 そこで以下のことを始めました。

 ①移住×マンション購入(賃貸リスクの回避)

 ②ポイント活動・投資  (金利の高い銀行、NISAの活用)

 ③お仕事        (納税額程度を稼ぐことで資産減の速度を下げる)

 

 結果、早期退職3年目以降資産減のスピードが落ちました。4年目の今は現状維持から微増です。ま、納税でマイナスになりますけどね。

 今後のリスクは円高・株安。今年の後半から顕在化しそう…。その時、状況を観察・分析して適切な対応ができればと思います。焦らないことですね。

 

 早期退職前は、55歳で早期退職して60歳までに生活費で1000万円ほど資産を減らし、60歳から年金受給と想定していました。

 しかし、そこまで資産を減らすことなく、年金も65歳開始で大丈夫そうな感じになってきました。とは言え、大切なのは「稼ぎを増やすこと」ではなく、「節約を進めること」だとつくづく思います。欲張るのではなく、欲を減らすこと。

 私は大学院まで進んだので社会人になったのは24歳。早期退職は55歳なので実質30年くらいしか働いていません。そんな私が贅沢な暮らしを望むのは筋違い。

 謙虚な気持ちで老後を過ごしたいと思う今日この頃です。

 

完全休養日と市長選挙(早期退職の日々)

 

 松本市長選が終わりました。

 最終的には2人の争いとなり、477票差で現職の勝利となりました。

 詳しい結果はこちら。 

www.city.matsumoto.nagano.jp

 

 移住してから「市議選・県議会選」は経験しましたが、市長選は初。

 こんな時代ですから、地方都市の市長選に立候補者が5人はすごいと思います。ちなみに新聞社の調査によると世代別の得票率はこんな感じ。

 現職市長 60歳 全世代からまんべんなく 当選(34,070票)

 候補者A  68歳 40代以上の得票率が高い 次点(33,593票)

 候補者B  41歳 10~30代の得票率トップ 3位(14,983票)

 

 候補者Aは高齢者に受ける政策を掲げていました。これに対し候補者Bは若者中心・教育重視を主張していました。これが得票に反映されているのかもしれません。

 争点の一つは撤退が決まった「松本Parco」の利用。

 現職市長は、駅前にあるParcoのビルを借りて市役所機能をここに移すことを表明しています。賃貸料は「年3億円×20年」で議会も通っています。

 つまり、向こう20年で60億円なんですね。「これはどうなの??」が争点。

 選挙結果は現職の勝利ですから、基本的に現状の都市計画で進むことになります。

 気になったのは、「高齢者に受ける政策を掲げた候補者が高齢者の票を集めて次点まで進んだこと」「若い候補者が若い人の票を集めたのですがダブルスコアで負けていること」かな。

 市長の任期は4年ですから、次の選挙で若い候補者がもっと出るといいなと思います。個人的には「高齢者対策」は必要と思いますが、「高齢者を優遇するような政策」には反対です。

 

 さてさて自宅では玄米生活が続いています。

 先日見つけたのは長野県のローカルスーパー「turuya」の玄米。これが「長野産あきたこまちの新米の玄米」という何とも複雑な逸品。4キロで1,600円。

 玄米にもいろいろあって、たとえば浸ける時間指定が「1時間、2時間、一晩」と違いますし、「玄米モード炊飯推奨」もあれば、「普通炊飯モード(玄米モード禁止)」もあります。

 turuyaの玄米は「2時間浸して普通炊飯モード」。昨日そのとおり炊いてみると個人的には一番好みに仕上がりました。価格も安いですからしばらくこれで行こうと思います。

 コメは玄米、パンは全粒粉にすると、尾籠な話ですがよく出ます。

 やはり体調・体重の維持は、ここが重要なんですね。

 

 というわけで、今日も読書の続きと思います。 

 

 

 

 

 

読書の一日(早期退職的完全休養日)

 

 価値観をアップデートするにはどうすればよいか…ということを考え始めたということは、自分のアップデートが止まったということ。

 私の場合、読書がアップデートになっていたようです。習慣になったのはたぶん小学校高学年頃で、「本を読まないと眠れない」「買った本はその日のうちに読了する」という自覚がありました。

 作家で言えば遠藤周作吉村昭北杜夫、辻邦夫、三島由紀夫南木佳士、ジャンルで言えば歴史小説が好み。古典文学だと平家物語を「漫画~現代語訳~原文」と読み進めたりもしました。そしていきついた問いは「近代とは何か」で、そこから江藤淳などの評論に進んだのが10~20代です。

 本屋に行くたびに「この本を全部読めたらどんなに幸福だろう」と思い、書店経営か編集者という夢もありましたが、それは叶わず。ただ、社会人になると給与のうち「月2万円を書籍購入費」にあてました。会社からは「年20万円を上限」に書籍購入費が出ました(福利厚生ですね。公務員に転職してなくなりましたけど)。

 値段を気にせず本を買えたわけで、この時は幸福でした。

 

 読書量が落ちてきたのは40歳頃からですね…。

 単なる言い訳ですが、業務の多忙が進み本を読まなくても眠れるようになりました…。またこの時期は、業務と個人的興味の接点で「組織論・学習理論系」のテキストを読むことを優先していました。小説から遠ざかったのです。

 そして、小説は「お盆休み」「年末年始」に温泉にこもって集中的に読むという暮らしになりました。そうなると年間通じての読書量は減ります。

 読書は何のためにとか、効果や意味があるのか…という議論は昔からあります。

 私は読書に意味や効果を求めてはいないです。好きなだけ。ただ、読書量が減ると感性が鈍りますね。理論書・評論・論文などを読むことで「知識・思考」はアップデートできますが「感性・感覚」はついてきません。感性・感覚は「小説」でアップデートできるというのが個人の感想です。

 40歳以降、どんなに多忙でも限界でも、もっと本を読んでおけば…と思います。

 

 などと思ったのは、先ほど読み終えた小説から。

 「傲慢と善良(辻村深月)」です。

 感想としては個々様々だと思いますが、この年になって読むと「再生」という論点になります。また、この作品には、日本の近代小説がテーマとしてきた近代的自我などへの回答も示されていると感じました(個人の感想です)。

 そんなこんなで、私の中で止まっている時間が動き出したような感覚があります。

 今日は、また別の本に取り掛かります。

 旅行辞めたので…久しぶりにカフェでとも思う今日この頃です。

完全休養日が続く

 

 フラッと旅行にと思っていたのですが辞めました。

 眠いのです。ドライブ中に眠くなることほど危険でつらいことはありません。

 昨年末から結構大きなお仕事が続きました。ありがたいのですが、心身と頭脳との老化も重なり、結構ダメージがあるようです。年を取ると、疲れが翌日に出ると言いますが、ここまでくると、疲れが「翌月」とか「次の季節」に出るという感じ。

 でも、せめて近場の富山・石川あたりと思って調べると宿がない。「北陸応援割×新幹線の敦賀開通」で人が集まっているようです。

 

 というわけで、自宅で自堕落な暮らしを送ることにしました。

 まず、自堕落生活に必要な食糧をturuyaで購入し、ついでに隣にあったブックオフに寄ると、在庫がすごい。年度末でいろいろ処分する人が多いのかもしれません。学術的に貴重な本、マニアにはたまらない全集などが出ていました。

 折角なので、何冊か購入し、のんびり読むことにします。

 

 4月には西日本、5月には東北・北海道の予定があります。

 いずれも自家用車で移動する予定。

 それまで、ロングドライブは控え、読書と散歩ですごそうと思います。

 そんな日常。

 

完全休養日になりました(早期退職的日常)

 

 昨日昼過ぎ、気温が10℃以上になりました(明け方はまだ氷点下ですが)。

 久しぶりに松本城まで散歩し四柱神社にお参りして帰宅すると、足腰がガタガタ。

 そろそろ散歩を再開しないとダメですね。

 で、散歩の目的は不在者投票松本市長選は日曜日が投票日。その日はいない予定です。ついでに言えば、「不在者投票会場の方が近い」「私の中で投票する人が決まった」「不在者投票会場の方が空いている」というわけで、昨日済ませました。会場を出ると某新聞社の腕章をつけた方に「出口調査のご協力を」と言ってタブレットを差し出されましたが、こちらは丁重にごめんなさいをしました。

 

 来週〆切の原稿があるのですが、こちらはすでに提出しています。とここまで書いたところでOKの連絡が来ました。

 今日は完全休養日です。

 

 さて、担当している企業や学校からのフィードバックの中に「タブーの扱いをどうするか」がありました。

 たとえばですが、西日本には同和問題、沖縄には基地問題があります。これらですが、地元の人・当事者の方々にとっては「触れてはいけないこと」になります。東日本大震災の時も「解決しなければならないけど、触れていけないこと」というのがあって、これにどう対処するか、解決に導くかについては悩みました。

 高校生の探究学習で「地域課題」をテーマとすると、嫌がる先生方がいたり、非協力的・批判的な地域の人が出てくるのはそのため。企業研修で「組織の課題・業界の課題」をテーマとしても同じ。

 

 一応、私なりにどうすればよいかや、上記のテーマについての研究はありまして、提案できる内容はあるのです。ただ、それを「現場に落とし込む・あてはめる」にはどうするか…が今の宿題。

 一番危険なのは、課題解決をテーマとしながらも、タブーには踏み込まないこと。いわゆる「やっただけ探究」「自己満足研修」です。

 というわけで、「現場の実情を根拠としたより安全性の高いタブーへのアプローチ」をもう一度考え直してみようかと思います。

 その前に昼寝かな。まず休養から。 

投資は自己責任とはよく言ったもので

               上田城近辺の桜

 

 株価が下がり始めたとか。

 とはいえ積立と配当のみなので、今のところプラス。

 利確するのは10年後でも構わないので下がったら積立の金額を増やすか、配当目的の株を買い足すか…ですね。

 そういえば、クレジットカードでの購入上限が月10万円に増えます。上限の10万円にするとポイントだけで年間12,000円分になりますが、そこまで増やすかどうかはもう少し考えます。

 外貨は「AI自動積立」を利用しています。「買い時」とAIが判断した時自動的に購入するもの。半年経過で約8%プラス。外貨定期の利息とほぼ変わらないですね。

 いずれAIの方が賢いわけで、投資初心者にはありがたい存在です。

  

 バブル期に就職しましたが、当時の花形は金融・不動産。大学の先輩・友人の中でも優秀な人が多く進みまして、「1ルームマンションの購入」「銀行口座の開設」「クレジットカードの作成」などのお誘いがたくさんきました。応じたのは「銀行口座の開設」だけ(給与振込用)。あとは不義理にもお断り。

 すでに結婚していたので「自分では決められないから」と伝えていましたが、財布は別々でしたので自分で決めることはできました。お断りしたのは「投資」に無知だったことと、知人との関係に「お金」を絡めたくないという個人的な価値観から。

 でも、みんな「ノルマ」に追われていたわけで、申し訳なかったなと思います。

 ただし、その後バブルは崩壊するわけで、20代で億単位の借金を抱えた先輩もいれば、会社が倒産した同期もいます(山一でした)。もしあの時、情にほだされて不動産・株などを購入していれば私もだたでは済まなかったでしょうし、恨みからの絶縁となったでしょう。

 しかし、当時の不義理によって私は彼らにとって「残された数少ない友人」となりました。「君の奥さんの判断が正しかったんだよ」という言葉を聞くたび、多少の罪悪感を感じますが…。

 

 上に書いた二人ですが、今は穏やかな日常を取り戻しています。

 結局、「職業上の関係」を持ち込まなかったことが、学生時代のままの関係性の継続につながっているんですね。

 誘いに乗ってお金と友人とを失うのはしんどすぎます。

 投資は自己責任とは、そういうことまで含むんですね。

 

珍しく穏やかな日々(主食はエノキ)

 

 昨日あたりからドライブ旅行と考えていたのですが、自宅にいて正解だったようです。松本は昨日の雪がシャーベットからアイスに変わりつつあり、ノーマルタイヤでは危険。歩くのも注意という感じです。

 

 節約生活も継続中。

 最近、白菜とか大根の値段が上がっていませんか?

 ならばというわけで「エノキ×もやし」が主食となっています。

 今日は、これを玄米と一緒に炊き込む予定。暇で時間があるなら手の込んだ料理をするのがセオリーかもしれませんが、最近は炊飯器調理が多いです。手抜きとも言えますが、洗い物や使用電気量が減って節約にもなっています。

 

 あと、先日スマホ格安sim(povo)にしました。

 povoは基本料金0円。電話をかけず通信はwifiにつないでおけば使用料は発生しません。今月の請求が来ましたが金額は「0円」。今のところ問題ないです。

 ただ、こういう使い方は本来「2台目」のものですね。危機管理的にはあんまりよくないわけで、そのあたりはおいおい。

 

 松本市は現在市長選挙中で投票は日曜日です。

 松本市議会もネット中継をしていて、原稿書きながら流し見をしています。

 議員さんの顔・名前・発言くらい知っておかないとですね。

 でも、市長選となると現職以外の情報を知る機会がなかなか難しいです。一応、それぞれの候補者のHPを見てになりますね。個人的にはいくつか基準を持っています。ただ、その基準に完璧に合致する人というのは難しいです。

 少し前から、「この人だけは避けた方がよい」という判断をしています。たとえば、「利益誘導を民意の反映と主張するパターン」は危険。そういう人を選んでしまうと正義や公正が失われてしまいます(個人の感想です)。

 

 そんなこんなで静かな日々です。

 天気も良くなったので、午後は図書館にでも行こうかと思う今日この頃です。