55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活1年10カ月目の振り返り(2022.1.24)

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9日間引きこもり中です

 1月14日の図書館と、翌日の食料品の買い出し以降、外出をしていません。

 ただ、湧き水を汲みにいくこと、郵便物を確認することはしていますが…。

 寒さで散歩に行く気力がわきません。断熱効果で部屋が快適なのもいけませんね。

 ドラマや映画三昧なのもあります。「ジェイソン・ボーン」シリーズを一気に見たりとか、映像にどっぷりはまっています。

 

早期退職後の時間の使い方

 早期退職直後は、規則正しい生活をしないと…と思っていました。

 無職になるからこそ、自己管理が重要と考えていました。堕落・怠惰に陥ることへの不安・戒めのような気持が強かったと思います。ところが、朝きちんと起きて3食食べるという暮らしが苦痛なんですね。そもそも、3食食べるほど活動していません。

 そんなわけで、目が覚めたら起きる、眠くなったら寝る、お腹が減ったら食べるという生活にしました。

 まぁ、だらしないと言われればそれまでなのですが(笑)、心身の状況はかなりよくなりました。そもそも、早期退職の醍醐味は「時間から自由になること」なわけで(笑)、一日をどうすごすかは、「自分の心身」を基準としています。

 この9日間は、1日1~2食ですね。睡眠時間もバラバラです。

 

早期退職×自粛生活に向く部分

 お仕事には「就業時間が明確な事務系」と、「24時間考えている研究・プロジェクト業務」とがあります。私はプロジェクト業務寄りでした。性格的にも、調べる・学ぶ・考える方が向いていると思います。

 マイペースなので組織には向きません。ただ、予定通りに進むものではないプロジェクト業務や研究系の時間の流れには慣れています。「早期退職生活×自粛生活」とは予定通りではない時間の流れです。

 ただ、予定通りではない時間の流れの中には、不規則な周期があります。この不規則な周期に逆らわず、うまく乗っかることがコツですね。この不規則な周期を俯瞰的にとらえると、それが「四季の変化」「感染の拡大と収束」と考えることもできます。

 

 そんなわけで、だらだらと日々を過ごしています。

 先ほど、急なお仕事の依頼があって、明日から取り掛かることになりそう。

 この不規則性が、早期退職生活なんですね。

 いい意味で適当に過ごすこと、それを自分に許すことが、早期退職生活を楽しむコツなのかもしれません。

早期退職したおじさんと高校生との意見が合致する

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 総合型選抜ですでに合格している高校生とお話。

 話題は、入学前課題から将来のことになったのですが…

 

大学卒業後のお仕事×暮らしをどうするか??

 いわゆる「大企業×終身雇用×安定した老後」という価値観はあんまりないそうです。

 日本の大企業のビジネスモデルは古くなっているので、そこで定年まで勤務するイメージがわかないそうです。

 リクルートとかDeNAあたりに興味があるみたいですね。10年勤務~卒業~起業というキャリアです。イマドキの高校生は、そんなことも調べ、意識して自分の将来を考えているんですね。

 

では、大学生活をどうするか??

 4年で卒業しないことですね(笑)。

 就職は人脈によるものになるでしょう。いわゆる「お誘い、スカウト」によるものですね。インターンからの場合もあるでしょう。となると、4年での卒業にはあまり意味がありません。

 もちろん、きれいな履歴書に価値を見出す企業もあるでしょう。しかし、そういう企業よりも、履歴書が汚れていることに価値を見出す企業もあります。後者であれば、経験・スキル・学問を磨いた方がいいですね。

 選択肢としては、休学してインターン、大学院進学、2年以上の海外留学などが考えられます。

 

肝心なのは、専門を2つ以上身に付けること

 海外大学では、たとえば生物学と哲学とを専攻することができます。

 私が就職した頃のベテラン社員の方は、6年で二つの学部を出たかたが多かったです。一番びっくりしたのは、東大の法律と英文を出ている方。法学部では三島由紀夫と同期だったそうで…。学士を2つ持っているんですね。

 今は、学士と修士とで2つの専攻を持つ方も多いです。若い先生には、学部で「歴史」、修士で「教育」という方がいました。経済学部を出て就職し、後に医学部に入って医師になった方は、経済・医学それぞれ持っています。そういえば、国語・数学・理科・社会・英語の教員免許を持った先生や、弁護士資格を持った先生・医師もいます。

 

滅びゆく日本で、志を同じくする人と自分自身が幸せに暮らすこと

 だそうです。「滅びゆく日本」はちょっと大げさですが、高校生にはそう見えているということですね、この国の未来が(笑)。

 言葉を変えると「国や政府に依存せず、自立したコミュニティを形成して暮らしを立て、関係する人々の幸福実現に寄与する」という発想です。

 そう考えると、東京でも地方でも、社員でも個人でも、企業でも起業でも、選択肢は広がりますね。その中で共通することは何でしょう??

 20人くらいのチームのマネジメント、オペレーションができる能力ですね。

 人口減少時代、人口が数千人以下の自治体に、正社員20名の企業がいくつかできれば、地域活性化に大きく貢献すると思います。正社員と言っても、「週休3日×副業アリ×リモート勤務」でOKでしょう。また、社員の子育て、教育、介護なども「社業」にすればよいわけで、そういう意味で「社会課題解決の場」を提供することにもなるでしょう。

 

 本当は、こういうことを公務員としてやりたかったんですけどね…。

 でも、こういうことを高校生が自ら考えてくれる時代になりました。

 こういう生き方・考え方が、大学入試で評価されて合格する時代でもあります。

 おじさんは、そんな若者の背中をそっと押すだけと思う今日この頃です。

信州が本気出してきた

窓が凍って開きません

 今朝は快晴で、北アルプスに雲もかかっていません。

 ただ、室外は-2度です。

 放射冷却もあるのでしょう。

 結露した水分が凍ってカチカチです。

 

取り急ぎお湯が出るかどうかを確認する

 怖いのは給湯器の凍結。

 キッチンでお湯が出るのを確認して安心しました。

 給湯器からは、白い水蒸気が出ていましたね。

 この時の気温、-9度でした。

 

年末から毎日鍋です

 地元農家の、大根・白菜はマスト(笑)

 これに、近所のお店の味噌・豆腐と湧き水で鍋です。

 先日は、豚汁にしてみました。ごぼう・こんにゃくに栃尾揚げも入れて。

 滋味が身体に染みわたります。

 ここにも、信州の本気を感じます。

 

夏・秋の美しさと、冬の寒さのギャップが大きすぎます(笑)

 とにかく、寒暖差が大きい。

 しかし、寒暖差が、紅葉や雪山の美しさを導くのですね。

 ただ、この冬の寒さは、一軒家なら「薪ストーブ」のレベルです(笑)。

 マンションでも、二重窓~三重窓も含めた徹底断熱仕様が必要です。

 

 というわけで、寒さで外出する気にはなりません。 

 幸い、感染拡大もあって食料品はどっさり買い込んであります。

 鍋の下づくりでもはじめましょうか。

志望理由が書けない理由(私大出願を前に)

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    焼肉屋で、肉を焼かず、豚足とクッパだけを食べたのは私です

 

学習支援のヒトコマ

 今は、一般入試でも「志望理由」を求められます。 

 総合型選抜(昔のAO入試、推薦入試)ほどの量が求められるものではありません。

 ただ、200~300字で「受験する大学への志望理由」を説明するのは、結構難しいです。というわけで、多忙な現場の先生のサポートに入っています

 

高校生の質問は「志望理由をどうやって書けばよいか」

 これに対し、私は「なぜ志望理由が書けないか」と質問します。

 「何を書いてよいかわからない」など、個々にいろいろな「書けない理由」が集まってくるんですね。そこで、「なぜその大学を受けるの?」と聞くと、これまた個々に「その大学を受験する理由」が出てきます。

 「大学を受験する理由はあるのに、なぜそれを志望理由として書かないの」と問うと、そこで黙ってしまう子と、「わかりました!」と言って書き始める子がいます。

 

自分の欲望は他者の欲望である(ジャック・ラカン

 「黙ってしまう子」に気付いてほしいのは、ラカンの言葉。

 つまり、周囲の誰かが行って欲しい大学を受験しようとするのですね。

 他者の欲望を叶えることは大切です。それを否定することはしません。しかし、それが「自己喪失」になるのはまずいですよね。これが、志望理由が書けない理由になります。ここに気付いてもらうことが、大切。

 つまり、他者の欲望から解放されることですね。そうすることで「主体性」に導くことになります。

 

大学受験だけでなく、就職活動や転職活動中の方も

 志望理由に悩んでいる方は、「なぜ書けないのか」を書き出してみてはいかがでしょう。思い付くままでよいです。たくさん出してみてください。

 並行して、「なぜその大学(企業)」を受験するのかも書き出してみましょう。

 カッコつけなくていいです。本音を言葉にしてみましょう。

 二つを比較すると、自分が何に拘束されているかわかります。

 その先に、本当の志望理由があります。

 

 ということをやっています。

 学び方・考え方を、工業社会・競争社会の方法から、ワークショップ型にしています。つまり、課題を明確にし、課題を生む要因を言語化し、解決方法を考える流れ。

 少しでもお役に立てればいいんですけど…。

 

早期退職後のマインドセット(2020,1,20)

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 退職してわかるトラウマってあるんですね。

 この週末、共通テスト会場で起きたできごとが、こんなに自分を不安定にするとは、我ながら驚きでした。

 

競争とか出世とかに興味のないタイプでした

 最初につとめた民間企業は、仕事と研究とが混じったよう日々でした。

 専門性を活かす、深める、広げるのが楽しかったですね。

 ただ、企業ですから「請け負える仕事」は、「利益」が出るものに限定されます。ある状況に対し、それを解決することが社会的に必要で、私たちの持つ専門性の使命であっても、「利益」を生まないものには取り組めないのです。

 公務員に転職したのは、「本当に困っている人・解決すべき状況」に対し、「利益度外視で取り組むことができる」と考えたからです。平成の初め頃、「公務」とはそういうものだったのですね。

 

公務員に転職して…

 上司によりますが、人事評価で向上心がマイナスになりました。

 専門性を高めるための自己研鑽は評価の対象ではないそうです。

 出世のためにガツガツアピールすること、競争的な状況を意図的に作り出して結果を出すことが評価になるんだそうです。まぁ、これは公務員だけでなく、民間でも共通ですね(笑)。出世を目指さないのは男ではないとかもあります。そういう価値観は、昭和・平成の「普通」でしょう。上司が悪いわけではありません(笑)。

 でも、私が求めたのは、自分の専門性と能力とを通じた社会貢献、幸福の実現なので、そのために出世は特に必要ないんです。ちなみに、民間企業との「競合」もありません。

 

競争は解決にならない場面もある

 医療・福祉・教育の課題を、競争原理で解決しようとする発想があります。

 社会・市民・議会は、そういう発想を好みますね。

 競争原理をあおることで、大学進学率が向上したとしましょう。ただ、競争原理の導入によって、不登校などの問題も発生します。そもそも、福祉の充実にはコストがかかります。大学病院の役割には、「数万人に一人がかかる難病」の研究があります。ここに経済原理×競争原理を過度に持ち込むと、解決から遠ざかることが多いです。

 残念なことですが、競争原理が原因と考えられる課題によって苦しむ人、数は少ないけれど確実に存在する病を、競争原理・コストで否定し、自己責任で結論付ける考えがあるのです。そういうものに、かなり苦労したのが現役時代でした。

 

競争原理で解決することを煽る人を見ると…

 共通テストの日に起きたことは、競争原理の末期状況というか…。

 すぐに、原因探し・悪い者探しが始まり、パターン化された記事が並びはじめたころ、かなりストレスが高まりました。ちょっと心乱れたんですね(笑)。

 こういう時、過去のトラウマにまだ囚われている自分を感じます。

 ご機嫌に過ごすってのは、難しいですね。こういう時、どう自分と向き合うのが、これからの課題というか、修行ですね(笑)

 

 兼好法師仁和寺の法師に対して「イラつく」のは、この心境なのかもしれません。

 早期退職2年目ですが、まだまだ「灰汁とり」が必要なようです。

今月の電気代(中間報告)

 1月が半分過ぎました。

 先月の電気代、12,080円に対し、今月はどうなるかです。

 

中部電力カテエネ」の情報によると

 ほぼリアルタイムで利用状況がわかります。

 昨日(1月18日)時点での概算は「6,300円」。

 今月の料金予想は、「11,800円」となっています。

 一応、12月よりは下がっていますね。

 

一日で最も電気料金が掛かっているのは…

 深夜3時から5時にかけてです。

 つまり、最低気温の時間帯ですね。

 結局、その日の気温によって電気代が決まることがわかりました。

 というわけで、昨晩はすごい使用量になっています(泣)。

 

部屋の快適性は維持されています

 床と窓との断熱処理以前は、寒さで明け方に目覚めることがありました。

 足元の冷気に悩まされたこともあります。

 ただ、床にスタイロフォームを敷き、窓にプラダンを付けてから、寒さで目覚めることはなくなりました。つまり、外気温が-10℃になっても、部屋の快適性は保たれています。

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中間報告としては…

 冬季の電気代、つまりエアコン稼働時の電気代は、月12,000円前後になります。

 考え方としては2つで

 ①素人断熱で、これ以上電気代を節約することはできない

 ②素人断熱の効果として、月12,000円で部屋の快適性を向上できた。

 となります。

 

 というわけで、松本市で在住で冬季電気代が12,000円(エアコン暖房のみ)ってのは、安いのか、高いのか、どうなんでしょうか??

教育成果の数値化ということ

 平成7年から12年頃にかけて、教育の世界の変化がありました。

 学校の週5日制の完全実施。教員評価制度(給与に反映)。

 進学実績、就職実績による学校評価などですね。

 

重視されたのは進路実績

 就職希望者の就職率と、国公立大学の現役合格者数とが重視されました。

 就職率、国立大学進学者数について、都道府県・学校単位で比較したのです。

 そして、現場にノルマ、校長にミッションとして課したのですね。この要請は、議会・市民からのものです。で、実績を上げたら予算を増やすとしたのです。

 

しかし、現実には…

 就職を例にしましょう。

 高校生は未成年ですから、大学生のように自ら就職活動を行うことはできません。

 企業は職安を通じて高校に求人票を届けます。高校生は、この求人票を見て、希望の職種から受験企業を選択します。

 私が調査したある実業高校では、平成バブルの頃、4000件届いた求人票は、平成10年頃には200件程度まで減ります。つまり、就職を希望する高校3年生の在籍者数よりも、求人数の方が少ないのです。

 これでは、就職率100%の達成はあり得ません。子供たちに、希望の職種・企業の「選択」は成立しません。

 合同説明会を設けたり、現場の先生方だけでなく、行政職の私たちも「企業訪問」を繰り返し、就職先の開拓を行いました。電話でアポを取ってから訪問をすることもありますが、実態は「飛び込み営業」でした。しかも、現場の先生は授業をしながらです。午前中授業をして、午後は企業訪問、夕方に学校に戻って会議~部活動指導です。

 

国公立至上主義?!

 国公立大学進学者数が少ない学校はダメな学校で、それは先生が仕事をしていないからだそうです。そして、子供たちの進路希望を「国立大学」に誘導する先生が良い先生なのだそうです。

 「将来はどうするの」という質問に、「国立大学に行きたいです」と子供たちが答え始めたのはこの頃。つまり、「国立大学を志望すること、合格することが良い生徒」という価値観が子供たちに蔓延し始めたのです。

 結果、就職率は伸びました。共通テストの受験者数も、国公立大学合格者数も増えました。

 さらに、不登校の数、いじめ件数、大学中退率、新卒就職者の3年以内離職率も増えました。

 

競争原理の導入を主張する人に見えていないこと

 学校間、教員間に「進路実績」という数値を競わせることで、実績は上がりました。

 そのため、今でも「実績を高めるのは競争が有効だ」と考える大人は少なくありません。しかも、「公務員×先生」は、世間知らずで民間の厳しさを知らないから、どんどん「競争させろ×ノルマを課せ」という議会の圧力も強いです。

 しかし、ここに一つ課題があります。

 就職先・進学先を決めるのは、「生徒」なんです。教育の主役は「子供たち」のはずです。ところが、実績競争の主役は「先生」になります。主役を先生にした教育は、どうなんでしょうね(笑)。

 現在の医療は「患者中心」です。インフォームドコンセントが重視され、治療方針には患者の意志が反映されます。それは、医師主導の医療、白い巨塔の反省なんですね。

 ところが、学校教育については、未だに「先生主導」を求め、学校が「白い巨塔」になっている場面を見聞きします。教育に「競争原理による成果」を求めると、どうしてもそうなるんですね。

 

 この反省が、現在の教育改革の背景の一つのはずです。

 つまり、教育の主体を「学校・先生」から「生徒」にするということです。

 今の子供たちは、未熟だから大人が指示・判断して導くのだという時代は終わったのです。生徒が自ら学ぶことを支援する。その方法として、探究学習やアクティブラーニングなどがあるということです。