55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感(公立高校の定員割れのことなど)

 

 本日も晴天ですが、気温は氷点下。

 ただ、気温よりも体感は暖かく、現在窓をあけて換気中です。

 

 今日は、マンション全体で行う排水管洗浄の日(いわゆる高圧洗浄)。

 毎年一回の実施でしたが、「費用の高騰」「毎年までの必要性を感じない」「消防設備点検なども含め、年に何度も業者が部屋に入ってくるのが嫌だ」などの意見があり、隔年の実施になったとか。というわけで、やや久々。

 先ほど、風呂とキッチンの排水溝をきれいにし、蓋などを外しておきました。

 

 学習支援でお世話になっている高校の先生と少しお話しました。

 まず、国公立前期の結果が順調でよかったです。で、そのあとしばし雑談となりまして…(ここではその先生をA先生とします)。

 

 A先生が、その県の公立高校教員として採用され、最初に勤務したのは県境にある人口1.3万人の小さな町。その高校(実業高校)、赴任した平成一桁の頃の生徒数は「学年6クラス×240人×全校720人」だったそうです。

 その高校、先日卒業式があったそうですが、卒業生は64人。

 で、今年の志願者は32人。

 30年ちょっとで、1学年の生徒数が240~32に減少しています。

 ちなみに、町の人口も1.3万人から9千人に減っています。

 

 この規模だと、統廃合の対象になるレベル。どうなるのですかと聞くと、「県には統廃合とする明確な基準はない。でも、地域・保護者などと話し合い、2~3校を一つにして新しい高校を作るという方向で進めている」と。

 で、その高校はと聞くと、「県境にあるので、統合できる高校が近くにない」と。

 しかも、すでにバス路線の廃止が進んでおり、廃校にした場合、その町から通える高校までの足がない。つまり、廃校は難しい。ただ、志願者32人だと、教職員と生徒数とが変わらない…。 

 

 でも、その町から別な高校に通っている生徒さんもいますよねと聞くと、「行きは保護者が車で送る・帰宅は最終バス」と。ただし、バスで帰宅できるのは街中で暮らしている家庭限定。で、そろそろ「子供の高校進学に合わせて一家転住」「下宿がある県庁所在地の進学校を選ぶ」「中学受験をして他県に出る」が普通になりつつあると。ただし、そういうことが可能なのは、経済的に余裕がある家庭限定。

 

 そこに、少し離れた大きな町の私立が生徒募集に来ます。ポイントは「スクールバスでの登下校送迎」。部活のある場合は土日も来ると。

 学費無償化の恩恵は、「私立×スクールバス付き」を選択できれば、無償化前の公立高校に進むことと経済的に変わらないこと。さらに言えば、生活保護家庭の場合、私立を選択した方が経済的にも学力的にも有利なこと。

 こうして人口流出スパイラルが始まります。

 

 と書いているうちに高圧洗浄が終わりました。

 今日も心穏やかに過ごしたいと思います。