
昨夏の上高地、今春の再訪が楽しみです
◆55歳で退職してよかったのは
その前に、53歳で公務員を退職して民間に転職しています。
その時考えていたのは「新しいことを始めるなら1歳でも若い方がよい」です。
55歳で民間を退職した今も同様。
おかげさまで、お仕事が少し軌道に乗ってきました。
◆56歳から細々とですがお仕事をいただきました
非課税所得範囲内ですが、心と財布との支えになっています。
収入は、切りよく昨年1月から始まりました。
この「昨年1年分の収入」と「今年1月から4月までの収入」とが、ほぼ同額になりそうです。
原稿料も単価が少しあがっています。ありがたいことです。
◆早期退職後の新しいお仕事の難しさ
昨年、2回ほど依頼先の企業・学校に足を運んだり、会社のミーティングに参加したりもしましたが、基本リモート。出勤はなく、締切に向かって自分で計画を立てて実行していくのみ。
この「出勤がない×締切のみ」という環境が、私には合っているのかもしれません。
とは言え、しんどいこともあります。
①「契約から確定申告まで自分で行う」
②「依頼された仕事を受注できるか」(自分ができるかですね)
③「今までチームで解決してきたことも、個人で解決しないといけない」
昨年は、この判断が大きなストレスでした。特に、打診を受けた案件について、
①自分にとっては未知の分野
②自分にとって苦手なこと
③示された分量が多く締切りまでに完成できる自信がない
ことも多かったです。しかし、できるだけお断りせず受注するようにしました。
ただ、2回ほど、締切を1日延長してもらったことはあります。
◆1年間でいろいろわかってきた×少し慣れた
確定申告は、e-taxを2回経験して慣れました。1日何枚書けるかも経験的にわかってきました。調べごとは、松本市図書館に助けてもらっています。
そんなわけで、早期退職2年目の57歳。新しいお仕事が少し軌道に乗りつつあります。やはり、経験してみることが大事ですね。
これが、60歳で公務員のまま定年退職、62歳の3月で可能だったか…と考えると、私には難しかったと思います。まず、お仕事で心身ともにボロボロだったでしょう。新しい仕事や勉強を始める気力・体力は残っていなかったと思います。
何より「社会の価値観×組織運営×人材育成」が大きな変革期を迎えています。こういう時、組織の内側にいると、風当たりが強いだけになりがち…。組織から離れ、個人として新しい価値観を学ぶ×仕事にする方が、私にはあっているようです。
と考えると、私の場合、55歳の決断で助かっている部分もあります。
新しいことを始めるなら若い方がよい。
早期退職生活はまもなく3年目になります。
桜が咲くのが待ち遠しいです。