
転職というと大きくこんな感じでしょうか。
・キャリアアップ型(ポジション・年収のアップ)
・キャリアダウン型(現職でしくじり、転職せざるを得なくなり…)
・夢実現型(家庭を優先する、自分のやりたい仕事に就くなど)
私は、夢実現型で、自分のやりたいこと・専門性を活かせそうと考えて民間から公務員に転職し、家の事情もあって公務員から民間に戻りました。
収入的にはダウンです。ですから、周囲の評価は「キャリアダウン」になりますね。
念のためですが、民間でしくじって公務員、公務員でしくじって民間ではないことはご理解ください。ただ、私の中では公務員の最後は「しくじりだったかな」とは思います。年齢にふさわしいふるまいというか、求められる対応はできなかったと思います。もう少し大人になって、指示されたとおりに書類を作ればよいだけの話ですが、「それはおかしいでしょ」と返したのは、清濁併せ吞めない私の器の小ささです。
もし、人生2週目があったらですが、大学に進学しさらに大学院で研究…という道はもういいかな。もちろん公務員もです。
できれば、工業高校か高専に進んで、そこから町工場がいいですね。
そこで、機械で作るよりも精度の高い技術を身に付けたいとか思います。
もし大学まで進むなら、農学部で発酵・醸造とかを研究して、日本酒・ワイン・味噌・パンとかを作る方向にとか。
大人の価値観は、まだ「偏差値の高い学校×大企業」という安定志向が強いです。
また、「大卒で就職した企業で定年まで勤務し、雇用延長して65歳から年金生活」というシナリオがまだ可能ではあります。
公務員というと「天下り×わらしべ長者」というイメージがありますが、そういう人は上位の数パーセント。これが民間で役員・幹部に出世していく人と割合は変わらないと思います。
私の場合、人生の最後に、「大学での専攻×民間での研究×公務員時代の経験が活かせる稼ぎ」を得ることができました。振り返って、大学を学部で卒えて就職し、転職せずに定年退職していたら、何のスキルもない(今でもないですが)人間で人生を終え、今頃路頭に迷っていたかも。
私の転職はキャリアダウンという結果(失敗)と言えますが、おかげで今でも細く長く稼ぎを続けられるのはよかったなと思います。
大きな組織に所属して、そこに依存するのは危険ですね。世間では、それを安定と言いますが、大きな組織ほど「組織を守ることを優先」して、社員を切りますし。
そんな思いがあるので、企業研修のプログラム立案では、「高卒・大卒で就職した企業で定年まで働いても、定年後に稼げるだけのスキル・見識を身に付けること」を意識します。さらに言えば、転職の声がかかるくらいの能力を身に付ける・磨くということも。いわゆる汎用スキルですね。
ただ、企業が社員の成長を促したいのであれば、研修より副業を推奨した方が早いという事実もあります。また、政治家との関係を構築して…と考えるならば社員を立候補させ、当選したら議員活動を副業・もしくは休職扱いにして、その後また社員に戻すということも可能な時代になっています。
来週、高校生の探究学習×学習支援があります。
人生で稼ぎ続けるにはというテーマなので、そんなことをふと思う今日この頃です。