55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

知人の転職が決まる

 少し前、相談を受けていた知人の転職が無事に決まりました。

 めでたいです。

 公務員時代の後輩で、一人はまだとても若いです。

 法学部出身で、法科大学院から司法試験へと進む過程で体調を崩し、やむなく公務員になった方。私のチームではリーガル担当・文書管理者としてとても力を発揮してくれました。助けられたことが多いです。

 ただ、…公務員になっていろいろ思うこともあったようです。もう一度司法試験への道に戻ること、パラリーガルか民間企業の法務担当への転職などを模索していました。知的財産権に興味があって、この分野を深めたい・スキルを身に付けたいという気持ちが強かったのです。

 そういう人にとって、公務員の働き方は物足りない…ということですね。いわゆる「異動」が多く、いろいろな分野を経験しながら自己研鑽を積むというキャリア形成のスタイルは、法律×知的財産権を中心に知識・経験を得てスキルを磨きたいという人にとっては望ましいものではないということ。

 

 転職先は、スタートアップ系の若い企業で、そこの法務担当チームに入るそうです。

 給与は、あがりますね(笑)。

 経営陣は40代が中心ですから、いまよりも働きやすいでしょう。

 こうしてまた一人、若く有能な人材が公務員を去って民間に進みます。

 

 有能な人ですから、そして若いうちに転職を経験したことで、ジョブ型転職でキャリアアップしていく人生になるだろうな…と思います。

 そういう人材を失ったことは、公務員業界としては損失だと思います。ただ、そういう人材を便利屋としか評価せず、使い切れない組織になりつつあるのも事実なわけで、そういう場所から離れたのはよかったと思います。それは、個人の幸福の実現だけでなく、その人の能力が日本の未来を希望あるものにしてくれると感じるから。

 

 私も、4月のお仕事が決まりました。結構大きめ。

 テレビ・ラジオに「番組改変期」があるように、企業にも「改変期」があります。

 企業の改変期は「年度」。年度をまたいでお仕事があるということは「契約更新」と考えてよいようです。そんなわけで少しホッとした今日この頃です。