3月末で早期退職5年になります。
ここまでくると、もう早期退職者というよりも、人生2週目という感じです。
早期退職直後、年金や保険などの諸手続きがあり、失業給付金の受給があり、確定申告へと続くわけですが、そういう記憶がだいぶ遠くになりました。
「東京脱出×信州移住」「断捨離×節約生活」「投資×ポイント活動」「リモートワーク×原稿書き」と、早期退職後にいろいろと進めてきましたが、だいたい落ち着いたといえます。新しい土地・お仕事・生活にも慣れ、暮らしのルーティンを回すという段階まできたようです。ここまで、約5年ですね。
振り返ると早かったな…というのが正直なところ。
退屈や寂しさというのはあまりなかったです。
早期退職することに内在する「負の感情」をある程度コントロールすることができるようになれば、現役時代の抑圧からも解放されます。そこにあるのは、「読みたい本を時間をかけて読む楽しみ」「気ままな旅に出る解放感」「しんどい時は部屋でひきこもって暮らせる自由」です。
最近は体調もよくなったためか、幸福度も高いです。
基本的に「24時間すべて自分の時間」です。
規則正しい生活とか、1日3食とか、早寝早起きとか、そういうものは一切気にしていません。お腹が空いたら食べる、眠くなったら寝る…そういう心身の流れに沿った方がストレスがないです。たぶん、それが私に一番あっている暮らしで、心身が求めていたものなのでしょう。
「自分の時間」「お仕事の時間」「主夫の時間」
これが、早期退職生活の3要素。そこに退屈や寂しさはあんまりない。
もし時間を遡れるならば、このことを早期退職前の自分に伝えたいです。