◆勤め人からの早期退職(最初は…)
通勤がなくなる、出社が不要という暮らしが、肉体的に楽で、精神的に楽しいです。
とにかく、時間の縛りをなくすことですね。出勤・食事・テレビなどなど、「決まった時間」から解放されると、心身が休まります。
これが、「早期退職のデトックス期間」。
コツは、「断捨離×温泉×ダイエット」。モノ・ヒト・過去の断捨離ですね。
私は、この期間に「地方移住」のための家探しをしました。内見をゆっくりとできたことが、現在の暮らしとの出会いだったと思います。
◆早期退職生活が落ち着いてくると
不安になるのは「お金」、つまり早期退職資金です。
もちろん、現役時代から投資・副業などで収入を確保していれば問題ありません。
ただ、生活サイズを小さくすることは必要。というよりも、「出勤・仕事のない暮らし」になると、「出勤・仕事のために使っていたお金」が結構大きかったこと、そして、それが余ることに気づきます。つまり、余るのは「時間・お金・衣類」。
この余ったものを「別なことで遣う」ではなく、「削減して生活サイズを小さくする」ことが大切と感じます。
◆自宅×ネットで完結すること
早期退職すると、確定申告などが必要です。
これは、マイナンバーカードがあれば自宅からネットでできます。こういう手続き方法を増やすと便利。インターネットバンク、電子家計簿などなど、無料でできるものも多いです。電気や水道の使用状況などがわかるのもありがたい。
つまり、自分の暮らし・支出などを「リアルタイム」で把握することができると、無駄遣いがなくなります。
出勤の出費は減りますが、在宅時間が増えることで「水道光熱費」は増えますし…。
まずここからですね。
◆早期退職生活が日常になると
ここから先は、個々に異なると思います。
ただ、大きく2つにわけるとこんな感じではないでしょうか。
①完全世捨て人系
世間との関わりを断って自分が求める穏やかな暮らしに進む
②自分の存在意義を求める系
世間や誰かの役に立ちたい…という行動に進む
論点は「完全リタイア」か、「セミリタイア」ってこと。
個人的には「完全リタイア」が理想なのですが、「小さなつながり」はあった方がいいかもってこと。
早期退職後に得た「小さなつながりと収入によって、世捨て人生活が成り立つという逆説」ですね。このあたりをどのように消化するかが、幸福感を左右するような気がする今日この頃です。