55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職2年10カ月の振り返り(2023.1.29)

 

勤め人からの早期退職(最初は…)

 通勤がなくなる、出社が不要という暮らしが、肉体的に楽で、精神的に楽しいです。

 とにかく、時間の縛りをなくすことですね。出勤・食事・テレビなどなど、「決まった時間」から解放されると、心身が休まります。

 これが、「早期退職のデトックス期間」。

 コツは、「断捨離×温泉×ダイエット」。モノ・ヒト・過去の断捨離ですね。

 私は、この期間に「地方移住」のための家探しをしました。内見をゆっくりとできたことが、現在の暮らしとの出会いだったと思います。

 

早期退職生活が落ち着いてくると

 不安になるのは「お金」、つまり早期退職資金です。

 もちろん、現役時代から投資・副業などで収入を確保していれば問題ありません。

 ただ、生活サイズを小さくすることは必要。というよりも、「出勤・仕事のない暮らし」になると、「出勤・仕事のために使っていたお金」が結構大きかったこと、そして、それが余ることに気づきます。つまり、余るのは「時間・お金・衣類」。

 この余ったものを「別なことで遣う」ではなく、「削減して生活サイズを小さくする」ことが大切と感じます。

 

自宅×ネットで完結すること

 早期退職すると、確定申告などが必要です。

 これは、マイナンバーカードがあれば自宅からネットでできます。こういう手続き方法を増やすと便利。インターネットバンク、電子家計簿などなど、無料でできるものも多いです。電気や水道の使用状況などがわかるのもありがたい。

 つまり、自分の暮らし・支出などを「リアルタイム」で把握することができると、無駄遣いがなくなります。

 出勤の出費は減りますが、在宅時間が増えることで「水道光熱費」は増えますし…。

 まずここからですね。

 

早期退職生活が日常になると

 ここから先は、個々に異なると思います。

 ただ、大きく2つにわけるとこんな感じではないでしょうか。

 ①完全世捨て人系

  世間との関わりを断って自分が求める穏やかな暮らしに進む

 ②自分の存在意義を求める系

  世間や誰かの役に立ちたい…という行動に進む

 論点は「完全リタイア」か、「セミリタイア」ってこと。

 個人的には「完全リタイア」が理想なのですが、「小さなつながり」はあった方がいいかもってこと。

 早期退職後に得た「小さなつながりと収入によって、世捨て人生活が成り立つという逆説」ですね。このあたりをどのように消化するかが、幸福感を左右するような気がする今日この頃です。