55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職×人生が引き算になる時

 ゾロ目の日に、早期退職の日々を少し振り返ります。

 仕事からの逃避も兼ねますが(笑)

 

引き算の人生への転換

 「人生も引き算に」という意味の言葉を見て、いろいろ腑に落ちました。

 そのコラムは「60歳過ぎたら、人生も引き算に」というもの。

 松本移住してから、気持ちも穏やかな日々が続くのは、引き算の日常のおかげのようです。

 

新型コロナの感染拡大が、引き算を後押ししてくれた

 早期退職と、新型コロナの感染拡大が完全に同時期でした。

 「早期退職したら○○しよう」と思っていたことは、ほぼ没。ただ、これがよかったようです。「自由になったら温泉に行くぞ!」とか、そういう「退職ハイ」はありました。退職ハイは「足し算」を招きます。「仕事を辞めたんだから○○するぞ」は「足し算の発想」ですから。

 そして、松本移住後は感染拡大の最盛期でしたから、ほぼ自宅ひきこもり。そういう生活が、自然と引き算の生活習慣を導いたのかもしれません。

 

早期退職したんだから、○○も辞めよう

 という引き算の発想が大切なようです。

 私の場合は、それが断捨離でした。

 モノだけでなく、人間関係や価値観も断捨離しました。

 例えば、規則正しい暮らしとか、そういうものも気にしないようにしました。身体と心とが欲するものに、忠実に行動すれば良いのです。

 こうした暮らしは、「引き算」という言葉で表現できます。そして、引き算すればするほど、心身は楽になるんですね(笑)。

 

何かを始めることが美徳とは限らない

 「退職したら○○に挑戦!」という記事も多いです。ニュースになりますからね。

 そういう記事から、早期退職後の暮らしのイメージを抱くこともあるでしょう。私にも、そういう部分があります。

 ただ、それだけが退職後の暮らし方ではありません。

 目覚めて「今日は何をしよう」ではなく、「もう一回寝よう」でいいじゃないですか(笑)。

 

 早期退職したら、その代わりに何かを始めたい人もいらっしゃると思います。

 一方で、何もしたくない人もいると思います。私はこちら。

 であれば、何もしなくてもいいのです。

 人生を引き算に転換することでも、得られるものは意外と大きいと思う今日この頃です。

f:id:ojisann52:20211111145929j:plain