◆来月で早期退職して3年が終わります
55歳で早期退職しましたが、3年経つと58歳。
今年の誕生日で59歳になります。
55歳で早期退職は「若い」と言われたこともありますが、3年も経てば「還暦」が見えてきます。時の流れは早いです。
いい意味での誤算は一つ。早期退職前、「60歳になったら年金受給開始」と思っていました。しかし、今のところは「65歳以降の年金受給」で資金は大丈夫そうです。
◆早期退職生活で身に付きつつあること
65歳以降の年金受給でも資金が持ちそうなのは、思ったより生活規模の縮小が進んだことが大きいです。つまり、支出の減少ですね。
節約・ミニマリスト的生活が日常になってきました。つまり、努力ではなく、日課になったということ。
昨日、久しぶりに近所のイオンモールを歩きました。雑貨・100均・食品・衣類など多様な店舗をブラブラしていれば、「何かを買ってしまう」「がまんする」「諦める」のが今まででした。しかし、昨日は何を見ても「ある」「○○で代用できる」「あったら便利だけどなくても不便ではない」「欲しいけどいらない」という心の動きになりました。
カフェもありますが、「家に帰ってコーヒー飲もう」という気分です。
そんなこんなの積み重ねで、月10万円未満生活も達成できる時が増えてきました。
◆早期退職後の心身の衰え
早期退職直後、自律神経の不調で入院しています。これは、現役時代の疲労によるもの。
その後、心の不調は続きました。早期退職の当事者となってみると、そこには「解放感」と「挫折感」とがあるわけで、なかなか心の整理がつかない時間が長かったです。この頃は「温泉訪問」が楽しみでしたね。また、秋ごろから「地方移住」「不動産内見」を始めたのが、気分を変えてくれたとも思います。
そして、松本に移住したのですが、ここでは身体の衰えを実感します。
不眠・痛風・神経痛・腱鞘炎・血糖値ですね…。
これは、早期退職生活の中に要因があると言えます。
◆年齢的な衰えもありますが…
早期退職前は都内在住。「車なし×自転車通勤×徒歩移動」でした。
早期退職して自家用車を購入。「車移動×通期なし×引きこもり生活」になりました。
これが、身体の衰えの要因になったのではないかと感じます。
早期退職したら、「車なし×徒歩移動×自転車生活」の方が心身の健康にはよいですね。ということは、生活利便性が高い地域で暮らした方が、「早期退職×老後生活」にはやはりよいということ。
生活利便性は、実は身体にも財布にもやさしいのですね。
というわけで、今日も散歩にと思います。
ちなみに、自家用車を手放せば、月10万円未満生活は完全達成が可能。
ローンはないですが、「点検・保険・駐車場」などの維持費が、家計を圧迫しているのは事実です。はい。