(月食撮影ダメダメ選手権の一枚)
◆現在の部屋の購入で迷ったことは…
間取り・広さ、立地・眺望、固定資産税額などは、条件通りかそれ以上でした。
特に、間取り・立地・眺望は最高。賃貸×引っ越しを多めに経験して、「自分が求める間取り、住みやすい広さ」がわかっていましたが、意外とそういう物件は少ない。
それがピッタリだったのが現在の部屋。
しかし、設備・内装は最も気に入らないものでした。床が絨毯×和室。本当はフローリングが好みですが…。ビルトインオーブンは不要ですし、温泉風呂という謎の設備まである。機密構造は高そうですが、断熱は弱そう。照明類も古い。マンションなのに冬の凍結防止にも手間がかかりそう。敷地内の駐車場はいっぱい。
そんなわけで、結構迷いました。
◆割り切ったこと、決断できた要因
問題は、何の縁もない「松本」でリフォームできるのか…ですね。
そこで、オーナーと不動産屋さんに、正直に伝えました。部屋も立地もとてもよい。リフォームできるならぜひ購入したい。すると、オーナーからは「部屋を大事に使ってくれるなら、値引きしますからその分でリフォームしてください」と。不動産屋さんからは「地元の良心的なリフォーム業者をご紹介します」と。
今振り返って、これが購入の最終決断でした。ただ、地元業者のリフォーム見積もりは想定よりも高い(笑)。ホームセンターや都内の業者を介した方が安い。
でも、長く暮らすうちに、不具合・補修が生じたら…と考えて地元業者にお願いしました。これは正解でした。定期的に点検をしてくれます(無料)。地元業者にお願いするってことは、そういうことなのですね。
◆限られた予算で何を優先するか
現役時代、地方では車通勤です。私しか乗りませんから軽の2シーターでも十分です。でも、8人乗りのデリカを買いました。この発想は、経済的に余裕がある時の発想。電力と一緒で「最大時・何かあった時」を基準に考えるのですね。
早期退職した今、この発想は不要です。「リフォームは毎日使う場所」のみ。
結果的に、床は「断熱材×マット」を自力で敷きましたので、絨毯問題は解消。
ユニットバスや壁の汚れは、「YouTubeのお掃除動画」を参考にして落としました。トイレ用洗剤って強力ですね。
◆間取りを変えるリフォームより、設備などの交換という発想
「設備が理想通りだが、間取りは違う」「間取りは理想通りだが、設備が古い」の選択だったと思います。で、現在の部屋は後者でした。
暮らしてみると、自分にあった間取りの方が楽です(個人の感想です)。
設備は交換できますが、間取りを変更するのは大騒ぎですし経費もかかります。
収納の少なさは、さらにモノを減らすことにつながりました。まぁ、一部屋を「物置×クローゼット」にしているので助かっている面はありますが、これも「一部屋を物置にできる間取り」だったから。
というわけで、業者にお願いしたリフォームは、入居前と入居後の2回。総額で150万円くらいと思ってください。結構かかりましたが、間取り・立地・眺望の良さはお金では買えません。二重窓にリフォームして部屋は快適で、電気代の節約も進みそう。
あとは、給湯器の交換を待つのみ。現在入荷待ちです。