55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

部屋の断熱のこと、あれこれ

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断熱を気にするようになったのは…

 沖縄から東京に戻ったころです。

 既に仙台のマンションは売却して、賃貸暮らしに戻っていました。

 沖縄では、家具家電付きのマンションで暮らしました。沖縄のコンクリート建築って、とても頑丈・丈夫なんです。これは、台風対策ですね。気密性も高いですし、とても快適でした。

 で、東京に戻って、同じく家具家電付き賃貸を探しました。

 ちょっとびっくりしたのですが、築浅の賃貸は、古い分譲マンションよりも設備が良い。窓は「二重サッシ」になっていますし、床も断熱材が入っている。24時間換気が標準装備なのは、要するに窓をあけなくても暮らせるようにってことなんですね。

 

昨年「移住×家探し」をするにあたり…

 中古物件をあたりました。

 福島や軽井沢の物件は、「二重サッシ×断熱仕様」が標準仕様になっていました。

 しかし、越後湯沢の物件は、標準仕様ではない。窓などがリフォームされている部屋は、オーナーが自費で行っているんですね。

 フルリフォームした一戸建ても同様。窓は普通のアルミサッシ。内見時にリフォーム中だった物件では、床に断熱材が入っていない…。

 現在住んでいる松本の物件も、気になったのは普通の窓だったこと。二重サッシではない物件は、床に断熱材も入っていないことがわかっていましたので、ちょっと悩みました。

 

不動産屋さんに質問すると…

 断熱のことを質問すると、「部屋で着込んでください(一戸建て)」「うちの場合は、電気と灯油で月4万円くらいです」という返事。つまり、断熱を重視していないか、返答を避けているんですね。

 私としては、断熱が購入検討の大きな条件でしたから、ちょっと戸惑いました。

 一戸建てを辞めたのはこれが大きいです。

 で、現在のマンションを購入したのですが、決断には、松本市が「断熱リフォーム」に補助金を出していることが大きかったです。まだ使っていないのですが(笑)

 

DIYリフォーム動画を見ると

 YouTubeには、古い民家・マンションをDIYリフォームする動画があります。

 まず、壁や畳を剥がすところからご覧ください。たとえば、畳をあげても、そこに断熱材はありません。壁も同じ。

 で、DIYリフォームで断熱材、防湿シート、吸音材などを入れるんですね。さらに、隙間は気密シートで手当てする。私もこれくらいやりたいのですが、マンションだと難しいですね。工事騒音も発生しますし、素人DIYでそこまでやってしまうと、将来「売却」となった時、マイナス査定になりそう。

 ただ、参考にはなりました。「根太を張る~断熱材を入れる~合板を貼る~フローリングにする」まで本格的にはできなくても、断熱材を床に直置きし、その上にマット・ラグ・カーペットなどを敷けば、それなりの効果はあると感じました。

 

で、断熱材を敷いた効果は??

 リビング+和室=エアコンのある部屋に断熱材を敷きました。

 間違いなく言えるのは、保温効果です。エアコンの設定温度より、室温が下がることはありません。昨晩、寒さで目覚めた時は、エアコン設定温度より、2~3度室温が低かったのです。しかし、現在はエアコン設定温度と同じか、+1度です。

 床からの冷気を感じることもなく、こんな深夜でも快適です。

 やはり、和室の床の冷気が室温を奪っていたのですね。これを、断熱材で抑えていると言えます。

 

窓の断熱の必要性を実感する(逆説)

 床からの冷気を遮断しました。ということは、室温を奪うのは「外気=窓」ということになります。

 以前、リフォーム見積もりをお願いすると、二重窓にする工事で「30万円」でした。

 この部屋の購入理由に、リビングからの眺望があるんですね。ですから二重窓にはしたくない。できれば、窓ガラスの交換だけにしたい…と希望を伝えると、何となくはぐらかされたので、窓のリフォームはキャンセルしました。

 来年、頑張って稼いで、何とか窓を交換したいと思います。

 

 客観的な結果は、12月と1月の電気代比較で見えると思います。

 ただ、部屋の保温性は確実に高まったので、部屋はとても快適です。

 こんな夜中に起きているのは、寒いからではなく、快適だからということで(笑)