◆快適な自宅で過ごす
窓の断熱リフォーム=二重窓の効果は、今のところかなりよいです。
今朝の最低気温は、我が家のベランダ計測で2度。
しかし、朝日の暖かさで、現在の室温は25度。
晴天の今日は外出日和と言えますが、ぬくぬくとした部屋から出たくないです。
◆早期退職後の家探しで重視したこと
断熱です。
ただ、断熱について質問すると、あまりいい顔されないんですね。「断熱意識高い系の変な人」という扱いをされることもしばしば。返答は、「着込んでください」「我が家の冬の電気代は○万円ですが、そんなもの」が定番の返答。
いろいろ調べると、長野県は「室内温度ランキング」で最下位。つまり、部屋が寒いんですね。信州移住のネガティブ情報には、「冬の寒さで定住を諦めて東京に帰るヤツがいる」という話も。
早期退職後は、毎月の出費を抑える節約生活が必須。そして、断熱は「冬の寒さ」だけでなく、「夏のエアコン冷房の有効性」にも効果があります。とても重要です
◆窓を観察する癖がつきました
まず、窓が小さい。よくある「ベランダに出るための大きい窓」は少ないです。特に「北向き」、そして「アルプスからの風が吹き下ろす西向きの窓」は小さい。一軒家の場合、北と西とはほぼ「壁」。また、うちのマンションの高層階では、西向きの窓を「二重窓」にリフォームしている部屋も多いようです。
また、床から冷気が来ます。底冷えするんですね。信州の冬対策は、「こたつ×ストーブ×着込む」が有効かもしれません。一軒家であれば「暖炉」。断熱にお金を掛けないならば、「こたつ生活」がよいかもです。
◆信州の人の断熱意識が低いわけではない
昔から信州で暮らしている人に聞くと、「温暖化進んでるね」と言います。
昨夏がとても暑かったらしく、「初めてエアコンをつけた」という人もいます。
「松本市内は雪が積もらなくなったし」という人もいます。
つまり、昔から住んでいる人からすれば、今の信州は「暖かい」という感覚なのかもしれません。そういう感覚であれば、「いまさら断熱」となるもの無理はありません。
しかし、移住者とって「標高600mの松本の冬は結構厳しい」です。加えて、「電気×ガス×灯油の値上がり」も厳しいです。この感覚の違いがわかっていれば、不動産屋さんなどとの会話はスムーズに進むのではないでしょうか。
信州移住をお考えの方は、住まいの断熱を意識した方がよいと思います。
一年前の自分に伝言できるなら、「マンションを購入した時、一緒にリフォームしておけよ!」「冬になる前にな!」です。