55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

標高約600mの松本で暮らす(加熱より断熱)

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 松本市街地の端っこに位置する我が家の標高は約600m。

 東京の「高尾山」の標高とほぼ同じ。つまり、高尾山の山頂で暮らしているわけで、冬はなかなか寒いです。

 

寒さ対策は「加熱」か「断熱」か

 加熱は、「こたつ×着込む」「灯油ストーブ×エアコン」になります。

 加熱は、お金がかかりますね。「断捨離×ミニマリスト的暮らし」にも合いません。

   もちろん、エコでもない…というわけで、「加熱=着込む」は、「ヒートテック衣料」を購入するだけにしました。

 

エアコン暖房だけでは「冷気を防げない×電気代が1万円をこえる」

 12月の電気代は、1万円をこえています。これは、だめですね。

 また、床から冷気を感じ、足が寒い。寒さで目覚める時もある。12月上旬でこれでは、先が思いやられます。ここで、「断熱」を考えました。

 自力でできるのは、「床」ですね。

 基本手順は、「畳を外す~根太を張る~断熱材を入れる~べニアを敷く~フローリング材をはめこむ」です。ええと、無理です(笑)。私、不器用なんです。

 そこで、「床の上に断熱材を敷く~その上にカーペットをかぶせる」という単純方法で試してみました。

 

スタイロフォームを敷いて、カーペットをかぶせただけ

 ホームセンターで、断熱材(スタイロフォーム)を買ってきました。

 「3尺×3尺×2㎝=約550円」を購入したのは、車に入るサイズだったから。

 「6尺×3尺×2㎝=約800円」を購入すれば、もっと安くできます。

 ちなみに、私の知る限り、断熱材は3㎝が最低ラインです。2㎝にしたのは、「予算×マンション×3㎝の在庫が少なかった」という、非常に現実的な理由です。

 これを、「リビング×和室」に敷きました。ただし、全面ではありません。和室の「6畳」に対し、断熱材は「4畳半」しか敷いていません。床面積の「3/4」しか敷いていないです。理由は、切ったり張ったりができないから。それでも、かなり違います。

 

床断熱の効果は

 床断熱をする以前、エアコン稼働でも、夜明け前になると「室温は20℃くらい」まで下がりました。床に断熱材を敷いた現在は、23℃を維持しています。何より、床からの冷気を感じることがなくなりました。これだけで、かなり違います。

 日没後は、断熱カーテンも活用しています。「床断熱×断熱カーテン」にしてから、室内でヒートテックを着ることがなくなりました。楽です。

 

加熱より断熱で、暖かい暮らしを実現する

 床とカーテンの断熱で、逆に、「窓から失われる熱量」「窓から入る冷気」をはっきり感じるようになりました。「普通のアルミサッシ×ガラス」の限界ですね。

 というわけで、窓も何とかしようと思います。窓の断熱には、松本市から補助金も出ます。ただ、この補助金、かなり混んでいるようです。ですから、窓の断熱工事は、次年度以降にするつもりです。

 本当は、樹脂サッシにもしたいところですが、単純に「窓ガラスの交換」でと思っています。それだけでも、かなり違うと思います。

 11月頃から暖房が必要になる松本暮らしですから、年間5カ月は暖房が必要。窓の断熱で、電気代の節約を目指します。

 

 というわけで、松本への移住をお考えの方は、断熱を確認してください。

 もちろん、「床×窓が断熱仕様」になっていればよいのですが、中古物件の場合、断熱仕様になっていない可能性が高いみたいです。

 入居前にリフォーム工事をしてしまうか、DIY断熱を試みてください。

 東北時代、「断熱リフォームのワークショップ」をしました。「移住体験用に準備した一軒家×大工さんの指導」で、みんなで断熱工事したんです(笑)。

 行政としては、「無料で断熱工事ができる×ワークショップ参加者にDIYの方法を提供できる」。大工さんとしては、「断熱工事の需要が生まれる×素人DIYには限界があるので、大工さんの営業にもなる」。というわけで、「断熱ワークショップ」は結構好評でした。このアイディア、自由にお使いください。