◆中古マンション購入をお考えの方へ
マンションにもブランドとか、グレードがあります。
ブランドでいえば、旧財閥系、大手ゼネコン系、新興ディベロッパー系などです。
それぞれのブランドのマンションの中でも、グレードがあります。
最初に購入したのは、旧財閥系の中間グレード物件。40代で購入しましたが、それまで長く賃貸暮らしでした。「分譲物件は違う」と感動したものです。たとえば、キッチンの天板や壁が「模擬大理石」なんですね。掃除が楽。収納も広い。設備が新しいなどなど、初めての「自宅」でテンションが高まりました。
しかし、現在のマンションは築20年以上経過しています。新築の賃貸の方が設備が新しく、収納が広いです。衣類は家具にしまうという発想の設計なんですね。その一方で、キッチンにはビルトイン「オーブンレンジ」が標準装備です(使っていませんが)。一時流行った設備ですが、今は、食器洗い機が主流でしょう。
となると、リフォームですね。
◆2度目のマンション購入で初リフォーム
ユニットバスの交換も含めた全希望の見積もりは「約250万円」でした。
で、さすがにここから削りました。振り返ってよかったと思うのは3つ。
①押入れをクローゼットにする
②キッチンの蛇口を「浄水×ハンドシャワー」にしたこと
③電源スイッチを、少し大きめのものに変えたこと
毎日使うもの、手で触れるものを新品にしました。
これが結構よいです。一方で、給湯器の交換は諦めました。「給湯器のスイッチ」は古いままです。色あせていることもあり、ここから「ああ、古くて安い中古物件に住んでいる」という思いがわきます(笑)。これは、今回のリフォームで交換予定。現在、給湯器の入荷待ちです。これが新しくなると、気分が変わりそうです。
◆自力でリフォーム、交換したもの
①風呂のシャワーヘッド
これは賃貸時代に購入したものに付け替え。ナノバブルです。
②床などの断熱
冒頭の写真です。床に断熱材を敷き、その上にクッションを載せました。
カーテンも断熱・保温・遮光機能あるものに変えました。
こうした作業をつうじて、部屋のカラーコーディネートもできました。
「美は細部に宿る」と言いますが、照明スイッチ・キッチンの蛇口・風呂のシャワーヘッドが新品になると、前のオーナーの存在を感じることがなくなります。私は潔癖ではありません。むしろ無造作・無神経の方です。そんな私でも、毎日手を触れる場所が新しいと、視覚的にも感覚的にも楽です。
◆ちなみに、調理器はガスからITにしました
マンション火災、高齢者が起こす火事の多くは「台所から出火」。
これから年を取っていく、しかし自炊生活を中心にしたい…となれば、IT調理器の選択になります。個人的には以下が利点です。
①掃除が楽、掃除が楽、掃除が楽、掃除が楽、掃除が楽、掃除が楽
②鍋料理、煮物がおいしい
③安全
IT調理器を購入して、ガスコンロの上に置くことも考えましたが、「毎日使うもの」なので交換しました。キッチンがフラットなので掃除が楽。いつもきれいです。
たまにしか使わない設備を追加するのはやめました。
中古マンションは、毎日使う場所を新しくすることで、室内の印象(古さ)が変わります。水回りは「掃除を楽にすること」を基準にリフォームすることで、暮らしが楽しくなります。ちなみに、壁紙は新築時のまま。そういうことみたいです。