55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職1年の振り返り(その3)

 人生にも「旬」があるようです。

 私の場合は40代前半。40代後半に身体を壊して入院した時、旬は過ぎました。

 早期退職のタイミングをうかがうようになったのは、それ以降です。

◆目次

早期退職後の暮らし

◆早期退職したことを知らせていません

 さすがに、最後の職場の人は、私の退職を知っています。

 しかし、それ以外の人に退職の挨拶とか、告知とか、そういうことをしていません。

 不義理も極まりないですが…それがよかったと思います。

 社外に友人・勉強仲間が多い方でしたから、本来知らせるべき人は少なくありません。でも、知らせてどうなるというものでもありません。

 

◆早期退職を知らせてもどうなるものではない

 新しい仕事の紹介を求めてはいません。

 退職後の、のんびりした生活を知らせる気もないです(これは最悪ですね)。

 知らされる立場としては、早期退職したと言われても、どう返答すべきか困るかもしれません。

 気を遣わせることはしたくないです。

 

ひっそりと暮らすのが大切かも

◆自分からアプローチはしない

 現役時代は、社外の勉強会に参加したり、伝手をたどって情報収集や根回しをしたものです。また、Googleを活用してチームの情報共有や連絡を進めもしました。

 そういうものを、全て手放しました。あくまでお仕事のものですから(笑)

 仕事から離れれば、食事やカフェなどのお誘いも必要ありません。

 そもそも、コロナでそれどころではありません。

 誰にも関わらず、ひっそりと暮らすことで「老害」から逃れることができます。

 

◆連絡をくれる人もいる

 一切発信をしなくなっても、連絡が入る時があります。

 それは、他愛もない近況報告だったり、お仕事についての相談だったり…。

 高校生の学習支援に参加したのは、お仕事の相談を受けたことから。

 大学時代の友人とZOOM雑談ができたのも同様。

 ありがたいです。

 

ひっそりと暮らしている時に連絡をくれる人が、早期退職後の人生で大切にすべき人

◆早期退職することは人間関係の断捨離でもある

 ここで勘違いしてはいけないことがあります。

 断捨離されるのは「私」なんです(笑)

 連絡がこないということは、そういうこと。

 大切なのは、断捨離された関係とは縁がなかったと割り切ることですね。

 

◆連絡をくれる人は、この先の人生で縁のある方

 「人生の旬」を過ぎた人間が、過去を繰り返してもそれ以上のものを得ることはできません。

 やはり、未熟でも未経験でも未知なことでも、未来に向かうしかないです。

 そんな時、声を掛けてくれる人が、未来を導いてくれるのだと思います。

 大切なのは、自分を売り込まないこと、受身でいること、求められたことにのみ応えることだと思います。感謝をもって、誠実に対応することの重要性が身に沁みます。

 

 早期退職した人間が、自分を売り込んだり、人を誘ったりしてはいけないようです。

 幸い、コロナの流行で、そういうことが物理的に不可能になっています。

 私は、それで助けられたかもしれません。

 発信を止め、ひきこもり、受信モードでいることができました。

 人生の旬は過ぎました。あとは淡々と、枯れた人生を楽しみたいです。

 

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