
イオンモールに入りました
昨日、買い出しで郊外のローカルスーパーに行くと、米の在庫がどさっとありました、もちろん玄米も。一方、市街地のイオンには国内米の在庫はなく、上記のカルフォルニア米が積まれていました。
ちなみに、ネットで目をつけていた雑穀米5㎏4800円ですが、今日段階で4200円に値下がりしています。何かがおきていますね。
折角なので、これを教材にできないかなと思って調べていると、ちょっとおもしろいデータが出てきました。
2024年度は「ふりかけの売上が過去最高」だったのです。ふりかけって、御飯に掛ける以外の用途ってあまりないですよね。となると、日本人が「米を食べるようになった」という仮説が成り立ちます。実際、米の消費量は増えていました。
では、なぜ突然米を食べるようになったのか??
物価高が進んでいますが…、肉・魚の値段があがっていませんか。
私が早期退職した頃(2020年)、鶏の胸肉は38円/100gでした。特売の日だと28円。しかし、今は48円だと安い方で、58~68円が標準と言えます。ちなみに、38円の頃、主食を胸肉にすることで「米を食べない×炭水化物ダイエット」が可能でした。
この炭水化物ダイエット、肉・魚の値段が上がってくると家計を圧迫するようになりました。そこで、食費節約のために米を食べることにしました。
これは私のケースですが、「節約家計×食べ盛りの子供がいる家庭」も同じようになるのではないでしょうか。つまり、おかず(肉・魚)の量が減り、これを米で補うという献立方針です。この流れであれば「ふりかけ」も売れるはずです。
もう一つ。
私の個人的記憶では、スーパーの米が品薄になり「一家族一袋まで」というポップが出始めたのは昨年の今頃です。ただし、価格の値上がりはまだでした。そして昨夏は暑かったですね。県別に見るとたとえば新潟の収穫量が前年度でマイナスになっています。影響のなかった県もありますが、県によっては収穫量が下がる、もしくはコメの質が落ちて食用としての流通にしないという状況にあったようです。したがって、全国的にはコメの収穫量がやや減ったと言えます。
この二つの現象、つまり「肉・魚の価格上昇によって米の消費量が増える」「猛暑で米の収穫量がやや減る」のかけ合わせによって、米不足×価格上昇を招いたという結論。
ただ、政府は「農家の保護×コメ価格の適正化(要するに値上げ)」を考えていました。ですから、米の価格が上がることに対してはやや寛容でした。米の生産量がやや減ったこともわかっていたはずですから、市場原理で価格が上がると思っていたのかもしれません。でも、「米の消費量が増えていたこと」は見逃していた節があります。そのため米価格が想定以上に値上がりした。しかも選挙が近い。農家も市民も敵にはできない…という状況で大臣を更迭して今に至るという感じかな…というのが個人的仮説。
ちなみにですが…、新潟や宮城などが米の産地としては有名で、このあたりには広大な平野と川とがあって大規模な米作りが行われています。しかし、日本の米の60%は中山間部で作られています。山沿いの段々畑で手間暇がかかる場所ですね。こういう場所、今は高齢者が守ってくれていますが、それを継ぐ者は少ないです。長野県で農業従事者にアンケートを取ったところ「現在の田畑の25%は後継者無し」だそうです。10年後には、この問題がスーパーの米・野菜売り場で可視化されるということですね。
となりましたが、これはあくまで個人的仮説です。
ただ、原稿書きの合間にファクトチェックをして、教材化できればと思う今日この頃です。