◆仙台で行われているアンダー世代のサッカー大会
ブラジル、メキシコなど世界のサッカー強豪国を招待して、こんな大会が毎年行われています。東北時代、何度か見に行きました。
冒頭の写真は、練習会場となったサッカー場のハウスに飾られていた写真。
本田圭佑、ハーフナーマイク、興梠、細貝などの名前があります。
彼らが10代の時ですね。
www.jfa.jp
◆中田、小野、稲本、中村…
にわかサッカーファンとなったのは、Jリーグが始まったころ。
その後、少々はまりまして、一時は世界中のサッカーリーグを見ていました。代表選手が集まるワールドカップよりも、クラブチーム選手権の方がスピード感があって、それですっかりはまってしまいました。
さらにはまったのは、中田・小野・稲本・中村選手の登場です。
◆彼らには上の世代の持つ西洋コンプレックスがない(個人の感想です)
先日、代表チームがドイツ・スペインを下しました。もちろんすごいことですが、当事者の若い選手からすれば、勝てるはずの試合で確実に勝てただけという感覚かもしれません。中田、小野以降の世代は、アンダーの時、ブラジル、ドイツ、メキシコなどの強豪国と言われるチームに勝っているんですね。ですから、「強い相手だから守りを堅めて…」というロジックはあまりないようです。こうした若い世代の感覚に対し、監督・コーチは弱者のロジックに流れがち。
このあたりの感覚の違いが選手とコーチ陣との間にあると、なかなかうまくいかないかも…ですね。
◆おじさん世代は…
中学・高校時代のクラシック音楽評論と言えば、「日本人に西洋音楽は理解できるのか」が論点でした。小澤征爾、岩城裕之などの指揮者が、欧米のオーケストラで演奏することが快挙と言われつつ、日本人の演奏するベートーヴェンやモーツァルトは西洋の伝統的音楽を理解していない…と酷評されているのを読み、洗脳(笑)されてしまったのかもしれません。
日本人は「演奏技術は高いが西洋音楽の本質は理解できない」という発想も一般論としても存在していました。いわゆる西洋コンプレックスですね。
◆ジュニア音楽コンクールでの衝撃
クラリネットやフルートで行われているジュニアのソロコンクールを聴いた時、衝撃でした。
中学生や高校生が、モーツァルトのコンチェルトを、伸び伸びと楽しんで演奏していました。「コンクールの緊張感」「西洋音楽を正しく理解しているのか」などのバイアスはなく、その演奏には、ただただモーツァルトの美しさとステージで演奏するという喜びがありました。あれは衝撃でした。入賞したプレーヤーたち言う、「モーツァルトってカッコいいですよね」という言葉もショックでした(笑)。
以来、染み付いてしまった古い価値観との葛藤の日々です。楽しむってことに罪悪感があると、自分を解放することなく義務感に拘束される日々になるのですが、そのことにすら気づけないという悪循環なんですね。
今は少し気づいて、「楽しむ・学ぶという意識」を意識的に意識しています。
あと、感謝ですね(笑)。
というわけで、夜型生活とabemaはW杯を楽しむのに最適。
いろんな国のサッカーを見るのを楽しみつつ、日本代表の戦術を楽しんでいます。
(それにしても、影山さんってアイドルはすごい)