テーマ「仕事が大変な方に届けばと思います」
民間企業と公務員両方を経験しました。
個人的には「公務員時代」の方が、きつかったです。
その時、私の心身に起きたことを簡単に…
◆目次
いまなら立派なブラック認定ですが…
◆公務員時代、最初の地方勤務地でのこと
地方都市勤務で、毎日約20㎞、40分の自動車通勤。
担当業務は、背景にある人間関係の複雑さもあってなかなか進まず。
◆夜11時に庁舎を出るなら早い方
平日は7時前に出社し、ルーティン業務を済ませてから、担当業務の推進・打ち合わせ・根回し。
土日は、平日に手を付けられなかった業務処理のため出勤。
4月に赴任し、6月頃から翌年3月初旬まで、この状況が続きました。
秋のある日、自家用車で通勤中に身体が動かなくなる
◆職場近くの長い坂道の途中で車が止まる…
しかし、ガス欠ではない。異常を示すランプの点灯もない。
気付いたのは「右足」がアクセルを踏んでいないこと。
右足がアクセル上で浮いているのです…。
◆車を降り深呼吸して出直し
身体に来たかぁ…と思いました。
しかし、「弱いヤツ」という評価が下るだろうな…と思い、黙っていました。
そのまま出勤して業務を続けました。
後遺症(?)
◆それ以来、バックで車庫入れすると真っ直ぐ入らない
駐車スペース通りに入れたつもりで下車すると、少し曲がっているんですね。
頭から入れる時は大丈夫ですが、バックだとだめ。
本人は、真っ直ぐ入れた手応えがあるのですが…(今でもです)。
◆つらいとき、感情や思考を停止して乗り切る習慣がつく
よく言えば「鈍感力」、悪く言えば「感情を殺す」ということ。
その時は良いのですが、ダメージは後からくるので、結構つらいです。
早期退職後の落ち込みも、これかもしれません。
まとめ
1、身体症状が出たら、心の最終段階(限界)
・身体症状は、心の最初の症状ではない
2、身体症状が出た後、笑顔が増えたら危険信号
・笑顔は、感情・思考を止めていることの反動。
・私の場合、仕事へのモチベーションが上がる感じもしました。
3、信用できる人、職場のカウンセラー、家族に打ち明ける
・すべての人に理解を求めるのは無理。でも誰かに打ち明ける
4、専門家の判断に従う
・退職という結論になる前に、自分を取り戻すことが大切
・職場、上司には「専門家の判断」を報告する
心のことを理解してもらうことは難しいです。
理解されないことで苦しんでいる方に届けば幸いです。
心が疲れた時、よく志賀高原に行きました