民間、公務員両方勤務しましたが、どちらも「年度末人事」でした。
定年退職の場合「誕生日、誕生月」もあるそうが、それは未体験です。
◆6月には、上司に伝えていました
公務員の時、2度目の民間の時、6月には伝えました。
6月は、採用人事が動き始める時です。
その頃には、意思表示をした方が「人事が楽」です。
また、50歳を過ぎると「勧奨退職」もあります。対象になれば「退職金の割り増し」があるので「経理も私もハッピー」です。
◆一応「慰撫期間」がある
ただし、受理されるまでは時間がかかりました。
受理まで「退職を希望する理由」「再就職先」「退職後の暮らし」などを、複数の上司から繰り返し確認されました。意外とすんなり受理されないんですね(笑)。
50過ぎのバブル採用平社員の勧奨退職は、組織としては歓迎され、上司にはプラスポイントになるはずだと思ったのですが、いろいろあるようです。
◆実際問題として「再就職」は決まっていなかった(笑)
20代で民間から公務員に転職した時も6月に上司には伝えていました。
ちなみに、公務員試験は6月から始まり、合否が11月にわかり、採用が決まるのは2月。受かったから辞めるというのが個人的に嫌で、受けるから辞めると伝えました。
若かったですね。
50代で公務員から民間に転職した時も、結果的には転職になりましたが、6~8月時点で、再就職先は決まっていませんでした。というか就職活動もせず、どうしたものかな…とか考えていました(笑)。のんきですね。
そのあたりが、すんなり受理に至らなかった要因かもしれません。
◆退職理由は「大人の対応」が大切
上司としては、職場・人事・仕事への不満を聞き出したかったか、逆に、それらが退職要因ではないことを確認したかったのかもしれません。あと、私は「便利屋」で、人事・業務・転勤に抵抗したことはないので「不意打ちだった」とは言われました。
あなたね、筋の悪いプロジェクトも引き受けて、子供の学校があって転勤できない人の代わりに転勤して、仙台にマンション購入したら沖縄に異動させて、それで「職場に不満はないのか」もないでしょう(笑)。
しかし、そういうことは口に出さず、上司から言われてもとぼけました。
50過ぎての退職理由は「家族の介護」です。公務員って福利厚生が恵まれているから…と世間では言われますが、私の場合、当時の制度では無理でした。
で、「家族の介護」で退職を認めないことは、組織としてできません。それは、労働基準監督署の指導対象でしょう(笑)。
つまり「大人の対応」で、円満退職・勧奨退職・退職金割り増しとなりました。
めでたい!
◆まとめ
1,早期退職は、早めに申し出る
2,一応、慰撫期間があり、その間に退職理由を聞かれる
3,退職理由は、家族の事情など「公的なもの」だと受理されやすい
4,退職時に必要な事務処理は意外と多く、面倒なものも多い。
しかし、早めに申し出ることで、事務方は親切・親身に対応してくれる
というわけ。
今月になって、アクセスが増えています(11日で7,000PVは多いです)。
人生をお考えの方も多いのでしょうか。
じっくりお考え下さい。