55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感(離婚して60万円!?)

 

 東京23区に在住している、もしくは東京圏(埼玉・千葉・神奈川・東京)から23区に通勤している女性が、結婚を機に地方に移住する場合、最大60万円の支援金を受けることができる…という制度が公表されました。

 これですね、地域的には妻が該当します。

 私と離婚すると、制度該当者になります。

 そして、もう一度私と結婚して松本に移住すると60万円なんですね。

 

 地方の婚活イベントに参加する際の交通費も支援されるそうです。

 ということは、長野県内で行われる婚活イベントに私と妻とで申し込みをし、会場で落ち合って…ということも可能。

 

 しませんけどね…。

 

 妻が言うには、この制度に該当する「転勤」はあるそうです。

 ご主人が社内の人でも社外の人でも、結婚と同時にご主人が地方転勤というケースはないわけでない。その場合、奥さんになる人が希望すれば、ご主人の転勤先の支店に異動させる(ちなみに妻がそうでした。私の地方転勤に伴って転勤先の支店配属になりました)。

 

 ただ、上記のケースの場合、いずれ東京に戻って来る確率が高いです。

 あとそもそもの問題点は、60万円のために結婚して地方移住するヤツはいないということ。もう一つ、非常に人口が少ない地域に移住した場合、そこで「60万円もらったの?」という質問を受ける可能性があること。

 

 制度の有無とは関係なく、結婚と地方移住とが重複した23区の女性にお祝い金が出ると考えた方が腑に落ちるというのが個人的感想。

 

 であれば、学生さんへの奨学金にした方がよいのではないでしょうかね。

 都内、もしくは都内の高校に通っている生徒さんが、地方の大学に進んだ場合は60万円の方が効果がありそう。

 たとえば、東京から東北大学に進学した学生さんで、卒業・就職で東京に戻るのは意外と少ないです。そのまま東北の企業に就職するケースも多いです。

 

 ただ、個人的にはこういうバラマキ系には反対です。これはやっているという姿勢を示すための「アリバイ的政策」に近いわけで…。

 ○○についての改善策を出せという指示が来ると、まずみんなで集まってブレーンストーミング的に思いついた策を何でも出すことがあります。その「ブレーンストーミング的に思いついた策」が採用されてしまうことの虚しさを知る身としては、早期退職してよかったと思う今日この頃です。