ネットでちょっと気になる記事がありました。
ある男性が主人公。
60歳で定年退職後も働き続け、72歳で退職、75歳から年金受給を開始したそうです。
75歳からだと、65歳での受給金額より10万円ほど多くなるでしょう。
記事には、月27万とありました。
で、75歳×年金生活になってからは悠々自適で、昼からビールを飲んでのんびりくつろぐなどの生活を楽しんでいたそうです。
ところが、1年ほどして脳梗塞になり、旅行に行くとか、おいしいものを食べにいくということが不可能になってしまったそうです。
ここからが記事の中心となる話題なのですが、その男性は「こんなことになるなら、65歳から年金を受給して、健康なうちに楽しい暮らしをしておくのだった。75歳からの年金受給は失敗だった」と言います。
記事を書いた人も、「健康でいられる時間はそんなに長くないから、年金受給を遅らせるのも考え物です」という意味のフレーズで締め括っていました。
個人的には「う~~~~~~~ん」です。
あくまで個人的体験ですが、家族のガン闘病・認知症の介護にはお金がかかりました。これは当然な話で、子供でも大人でも、健康な時より健康ではない時の方がお金がかかります。
つまり、記事としては「75歳まで年金受給を遅らせ、月々の金額を大きくしておいてよかった」と締め括られるならば個人的には納得できるのです。
しかし、記事は「年金支給額を増やしても身体が不自由になっては意味がない」という趣旨で終わるのですね。
先々細かく計算しないと…とは思っていますが、65歳以降の年金受給にして、少しでも月々の金額を増やしておくという選択肢は持っています。
それは、心身が衰え一人で暮らせなくなった時の問題を「お金で解決したい」と考えているから。たとえば、施設に入ることを考えた場合、個室で暮らしたいと思えば私の年金受給想定額ではたぶん足りないです。
一度、年金事務所に行って相談しておこうと思います。
とりあえず、今はお仕事頑張ります。