55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職から3年経って前向きな心境をつかみつつある

 

少し心が落ち着く

 「過去の後悔」と「未来への不安」とから距離を置くことを意識しています。

 今に集中するというか、今のことしか考えないってことですね。

 「今のことしか考えていない」という言葉は、怒られる時の言葉ですけど、これが、精神的には安定しますね。

 おかげで、ここ数日よく眠れます。昨日は、仕事がひと段落ついて、夕方5時に少し休もうと横になって、目覚めたら夜中の12時でした。お仕事は少し遅れ気味です。

 

精神安定になった記事があって

 お金に詳しい方が、かつての私と同じことをしていました。

 記事は、「老後2000万円は本当か?」がテーマ。要するに「年金だけで生活できるのではないか」という疑問から、自分の将来の年金受給額で生活する練習を50代からスタートしたとか。結論は、65歳を過ぎてもまだ年金を受給していないそうです。

 ただしというか、いわゆる大手一般企業にお勤めで、定年退職後は個人でコンサル業を立ち上げています。予想年金受給額は平均より高めですし、企業を定年退職しても、継続した収入があるという、私には真似できないパターンです。

 ただ、そういう人でも、老後について同じことを考え、実践し、年金受給額内での暮らしを実現しているという内容は、かなり安心になりました。

 

過去の後悔は

 若い人には、過去は変えられると言えますが、自分には言えません。

 いろいろな過去は、もう確定したもの。

 受け容れるとか、受け容れないとか、そういうことではなく、「あきらめる」が個人的には良いみたいです。やはり、無意識にどこかで「取り戻したい」という気持ちがあるみたいですね。でも、取り戻すことはできなせん。

 「あきらめる」も、怒られる時の言葉ですが、これも精神的にはよいです。

 

セオリーとのズレ

 多様性という言葉も最近流行りですが、これは、「セオリー」という統一基準に対する「ずれ」を認めるってことですね。

 私は、「今しか考えない」「あきらめる」ことが、よい生き方につながるようです。

 肝心なのは、自分で自分のご機嫌を取り、でしゃばらず、人との関係性を最小限度に抑えて、社会の片隅で、公的支援をできるだけ受けない暮らしを継続すること。そのためには、この2つの言葉がひとつの指針となりそうです。

 現役時代、人事考課では「向上心がない」と指摘され続けたのですが(笑)、向上心から距離を置くことが心の安定を導くようです。

 

 というわけで、お仕事も勉強も、楽しく、やりたいことだけをと思います。

 節約生活も楽しくですね。

 ちなみに、信州での暮らしはとても楽しいです。はい。