55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活のリスクとその解決

 

今後の暮らしのリスクとは…

 大きく3つと考えています

 ①経済

 ②健康

 ③事故

 健康を損なうと、「通院×医療費×支出増」になります。

 自家用車を持っているので、事故だけは…ですね。

 事故は、「経済的損失×幸福度の低下」に直結します。

 

リスク回避の発想は

 まず、将来の年金受給額を把握し、その金額内で生活できるようにすること。

 私の場合、65歳受給として、額面で16万円くらいです。

 ここから「源泉徴収×今後の年金支給額の削減」を想定すれば、まぁ、12~13万円あればいいところでしょう。

 現在の暮らしは、この範囲内で収まっています。

 ただ、今後の物価上昇や、マンションの管理費・修繕積立金などの値上がりなども想定すると、カツカツですね。

 

解決の発想は

 年金受給と同時に自家用車を手放すこと。

 「保険×点検×駐車場×ガソリン代」がなくなれば、通年で月10万円未満生活が可能。今後の物価上昇もありますが、これは自家用車を手放せばトントンでしょう。

 幸い、そういうことを想定した住まい選びをしました。徒歩圏内に病院・スーパーなどがありますから、日常生活は車なしで問題ありません。

 

健康維持には…

 早期退職後、自律神経を痛めて入院、痛風で通院、血糖値に異常…というわけで、心身の衰えは顕著です。

 これは、食生活と散歩しか解決の手段がありません。

 糖質制限なども大切なのですが、食生活に関しては「食事の量を減らす」ことが一番有効かもしれません。結局、食べる「量」が内臓の負担になるんですね。

 今、お仕事がない期間です。ストレスがないせいか、あまりお腹が減りません。しかも利き手が腱鞘炎になって調理もしんどいので、簡単なものを、簡単に食べるだけ。すると、自然と少しずつ体重が落ちてきます。結局、「体重管理×痩せる×食べる量のコントロール」が健康に直結するようです。

 

心の健康には…

 お仕事をすること、勉強を継続することが認知症予防にはよいとされます。

 確かにその通りなんですけどね(笑)。

 でも、「好きなことをすること」が心には良いような気がします。

 私の場合は「読書」ですね。それも、小説を読むこと。できれば「長い小説をゆっくりと読むこと」で、それが「歴史小説」だと最高。今、「坂の上の雲司馬遼太郎)」をのんびり読んでいますが、もう、幸せです。

 ちなみに、「坂の上の雲」では日露戦争が描かれますが、日露戦争を描いた小説には、「海の史劇」「ポーツマスの旗」(どちらも吉村昭)もあります。これらを並行して、比較しながら読むと、いろいろ発見があって面白いです。これが、わたしにとっての「のんびり、ゆっくり読むこと」。これが、もう、楽しくて。

 というわけで、今、心の健康も幸福度も高まっています。

 

 早期退職生活のリスク回避は、自分の幸福度を高めることが大切かもしれません。

 お金もお仕事も、認知症予防も大切ですが、それを優先しすぎてはいけないのは、現役時代と同じかもしれません。

 というわけで、読書に戻ります。

 奉天会戦がおわり、バルチック艦隊との決戦が始まります。