◆どうでも良い話ですが
目の前に妻がいます。元々、妻は、都内の会社勤務で、都内暮らしです。
一応「夫婦で二拠点」なのです。
しかし、昨年末、妻の会社でリモートワークが解禁となりました。以降、松本にいます。松本がかなり気に入っているようです。
私も早期退職して松本で暮らそうかなと物騒なことを最近言い始めました。
◆自分のことは自分でする
振り返ると、妻は大学、私は大学院を同時に卒業して3月に入籍。4月から社会人になりました。
「飲み会も仕事のうち」「土日と夜は接待」「誘われたら断れない」という価値観の時代ですから、自然と、お互いのことよりも「お仕事を優先」という暮らしになります。朝も、新人は早めに出社するという頃ですね。
となると、いろいろ時間があわないです。たとえば、一緒に朝食…となると、どちらかが無駄な早起きが必要。食べたいものはその時の気分で変わりますし、そもそも食べたくない(食べれない)時もある。
というわけで、「お互いに自分のことは自分でする」という暮らしになりました。
自分の飯は自分でつくる、自分の服は自分で洗う、掃除は気になった方が気になった時にする、ゴミはその日後に出る方が担当。
◆財布が完全に別々になる
そうなると、財布も別々になります。
家賃や公共料金をどうやって払うか…となった時、「完全割り勘」にしました。子供の教育費も「完全割り勘」。いわゆる「共有財産」を持ちません。
私のお金は私のもの。妻の稼ぎは妻のもの。貸し借りや共有財産はなし。食わせてもらうことも、食わせることもなし。
これは、妻の家庭の教育方針の影響もあります。女性の自立ということ。
女性が自立するってことは、男も自立しないといけないんですね。
◆家族運はよくない
私は姓名判断で、妻は手相で、「家族との縁がない」と出ます(笑)。
そうですね、一般的な結婚生活とはかなり異なるようです。そもそも結婚式すらしていません。「仕事優先×転勤」で一緒に暮らした期間もあまりありません。娘は、中高寮生活で、大学に進むと海外留学しました。
ただ、お互いに「自分の時間がないとダメなタイプ」です。それがよかったのでしょう。その代わり、私の暮らしが経済的に破綻したら離婚されそう。
そうか、自立できない男は、女性に見捨てられるんですね。
「これが熟年離婚ってこと?」と聞くと、「私はそう思う(満面の笑み)」と返事がきました。
というわけで、お仕事に戻ります。
早期退職した私の立場は、すでに土俵際のようです。