◆学生に戻って最初の学びは
「自分の周囲にあるもの・ことを丁寧に観察する」です。
これがですね、本当に大事ですね。
まだ身についたとは言えないですが、それでも「実践できたかな」と感じるときがあります。丁寧に観察するという意識があることで、いままで踏み込めなかったところまで気づいたり、言語化できたりします。
日曜日〆切のレポートを書いていると、実感しますね。
◆あらためて近所を見渡すと
地方移住・転居先の環境で重視したのは、「自家用車なしで生活できるか」です。
年取ると「事故防止×生活費削減」のために、手放す必要がありますから。
この視点で見たとき、越後湯沢・軽井沢は諦めることにしました。現在のマンションにしたのは、車なしでも生活できるから。近所に西友とイオンがあるのは強いです。
ただ、あらためて近所を見ると、「八百屋」「肉屋」「パン屋」「豆腐屋」などもあります。つまり、スーパーなしでも生活できるんですね。これ…経験のある方はわかると思いますが…値段はスーパーより少し高いのですが、味は圧倒的においしいんです。
◆心配なのは…
パン屋は親子で経営していたり、若い移住者が作った新しい店なので大丈夫。豆腐屋さんも代々の親子経営。
問題は、八百屋さんや肉屋さん。高齢のご夫婦の経営なんですね。一階が店舗で二階が住居。一般家庭の人も買いに来ますが、立地的に見ると、近所の飲食店への卸が稼ぎの中心っぽい。いろいろ考えると、私が自家用車を手放すころには廃業しているかもしれません。
二階にお住まいですから、店舗だけを居抜きで売るということもないでしょう。
これ、町づくりの課題なんですね。
◆それでも松本は心地よい
今年は晴れの日が少なく、湿気もあり、北アルプスが雲に隠れている日が多いです。
(山の事故が多いのは、そのためかもしれません)
それでも、そろそろ色づき始めた田んぼを見るとホッとしますし、地場野菜の滋味もたまりません。
コロナが落ち着いたら、地元のカフェを巡って、おいしいコーヒーをと思う今日この頃です。