城山公園から松本市内の風景
◆昨日、急なお仕事依頼がきました
大学のレポート4本に、めどがついてきたのでお受けしました。
というか、基本的にお仕事は断らないようにしています。特に、何が事情があって、依頼主が困っているような時は、お受けするようにしています。ただ、日程というか、〆切は1~2日伸ばしてもらうようにしています。
急な案件は、〆切までの時間が短いです。となると、質の問題が発生します。そこで、ちょっと時間をいただくようにお願いします。たとえば、〆切が「金曜日の夕方」であれば、「月曜日の朝」へ伸ばしてもらいます。
金曜日〆切の原稿のチェックは、月曜日からのはずですから…。
◆私の立場がわかってくる
お仕事は、某出版社から、早期退職した年度の1月からいただくようになりました。
その段階で、松本への引っ越しは決まっていましたが、「リモート×月1回うちあわせのために上京」ということでOKになりました。現在は、コロナの状況もあって、上京しての打ち合わせはなくなりました。打ち合わせもリモートです。
わかってきたのは、私にまわってくるお仕事の内容。
①出版社にとっての新規事業
②出版社が依頼しても、誰も引き受ける人がいなかった原稿
③依頼した人が、病気などによってキャンセルになった案件
そのココロは、困った時の○○さんですね。○○さんとは私(笑)
◆早期退職しても変わらないこと
「困った時の○○さん」というのは、現役時代の立ち位置でした。
念のためですが、本意ではありません。周囲からの評価です。
特に公務員になってからは、「前例のない新規事業」「明らかに火中の栗と思われる案件」「担当者の異動・病気休暇などによる欠員の補充」を担当することが多かったです。
まぁ、出世しないルートなので経歴に傷がついても大丈夫な人へという、暖かいご配慮もあったようです(笑)。おかげで鍛えられましたが…。
で、昨日気づいたのは、結局「お仕事での立ち位置、周囲の評価」は変わらないんだなということ。
◆早期退職してホッとしたことは…
「誰かが困った時に自分のお仕事が発生する」というのは、ありがたいことです。
ただ、周囲の理解はあるようでなく、その割に期待は高く、「お手並み拝見」という悪意を感じることも多く、それなりに削られることは多かったです。
早期退職することで、そういうしんどさから解放されたのは、ちょっとうれしかったです。大学で勉強しようと思ったのも、誰かのヘルプではなく、自分のペースで自分の好きなことを勉強できるからだと思います。学びの解放感ですね。
とはいえ、現在お仕事をいただき、生活費の糧となっているのは、結局「困った時の~」という過去の立場・経験が活かされているということなのでしょう。
現役時代、しんどかったこと、苦労したこと、二度と経験したくないと思ったことは結構あります(笑)。ただ、しんどい時に経験したこと、苦労した時に学んだこと・身に付けたことが、現在のお仕事に反映されています。
一応、あの時の苦労を回収する、元を取るということですね。
自分の黒歴史が、早期退職後に経験となってお仕事につながる。
人生、わからないものです。