55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職して5度目の年末を迎えた心境(早期退職の日々)

 

 昨日夕方頃から雪が降り始め、今朝はこんな感じです。

 雪はやんでいますが、道路は凍っていますね。

 昨日のうちに、灯油の買出しとか散髪とか雑事諸々を済ませておいてよかったです。

 今日は暖かくして引きこもります。

 

 人間は、自分の目指したものを、しばしば別の形で実現してしまう存在である。
 という吉本隆明の言葉があります。

 

 公務員時代、日本の人口減少をふまえた業務が中心でした。30年前です。人口減少という現象は「都会ではまだ可視化されていない課題」「地方ではタブー」でしたから、まぁ風当たりが強い。

 人口が減るなら増やせばいい、地方移住だ、移民政策だという人に対し「いやそうではなくて…」と告げるのが私の役目。「人口減少を前提とした社会・組織を新たに作らないといけないんですよ…」と言い続け、その途中で早期退職しました。

 

 一方、今のお仕事は「人口減少という現在進行形の未来を前提とした業務」です。そういう意味では公務員時代と変わりません。

 違うのは「人口減少なんか俺には関係ない」「じゃあ増やせばいい」「若者が子供を作らないのがいけない」という人がいないこと。課題の共有ができているので建設的な議論ができる上、無駄な時間とストレスとが生じない。

 

 言わんとすることは…一応私の専門分野というか、得意なこと、興味があることを一番活かせているのは「早期退職した今」かもしれないということ。

 課題共有ができていれば、フリーアドレスでも、リモートワークでも仕事は進むんですね。解決策も、対処療法だけでなく根源的原因を解き明かして介入するという価値観が共有されています。

 

 早期退職の目的は「ストレスの根源となる人間関係・価値観から離れる」「仕事を続けてストレスで死ぬなら、仕事を辞めて飢え死にした方がよい」でした。要するに「私が学んできたこと、お仕事で進めてきたことは社会では受け入れられない、間違っていた、無駄だった、私はいなくなった方がよい」です。

 ところが、早期退職したら「日本の課題に建設的に取り組む人々」に出会ってしまいました。

 

 私の早期退職は、現役時代に目指したものを別な形で実現したくれたようです。

 節約と投資とお仕事で、早期退職しても貯金ができました。

 松本という町の規模と今の部屋は、暮らしのサイズにちょうどいいです。

 早期退職して5度目の年の瀬、そんな心境になってきました。

 

 というわけで、来月早々の〆切に向かってお仕事に戻ります。