早期退職して3年半。
一番不安だった「お金」の心配が少し減ってきました。
その要因は、早期退職した年からゆる~く始めたファイナンシャルプランナーの勉強です。
早期退職した年に、ふと思い立って、「ファイナンシャルプランナー3級」のテキストを「ブックオフで購入(100円)」しました。ゆる~く勉強を開始し、少し前、3級の試験に受かりました。
現在は、2級のテキストを読んでいます。
ojisann5560.hatenadiary.com
個人でお仕事をするようになると、お金の管理を自分でするようになります。税金から投資、請求書の発行から確定申告まで「個人」で行う日々と、テキストの内容がリンクして、「丸暗記」ではなく、「つながり」で理解することができました。
ただ、FPの資格は、「自分の老後の暮らし」のみに活用します。これで稼ぐつもりも、稼げる可能性もないですから。
お金はあっても、知識がないと「不安」が生じます。
私の場合、お金はないのですが、「知識」を得たことで不安が減少しました。
早期退職後の暮らしには、「お金そのもの」に加え、「お金の知識」も必要。ただ、早期退職したのでお金は増やせません。しかし、知識は増やせます。知識が増えれば、お金も増やせます。
私の場合、元手は100円(正確には110円)。
そして、今月は初めての株の配当があります。
というわけで、お金が入ってくることもありがたいのですが、それ以上に、「今まで未知だったお金の世界」が見えてくることが楽しいです。学びは「不安を知的好奇心に変える」のですね。
そういえば、公務員時代に心身のバランスを崩し、いわゆる「うつ状態」になったことがありました。その際、カウンセラーの方から「人間の心の仕組み、うつ状態になる原理」を学ぶことで、自分の心の状態を客観的にとらえることができるようになり、そこから回復に向かうことができました。
そのことは、また別の機会に。
というわけで、現役時代、金融知識・投資経験などが全くないまま早期退職した人間にとって、「ファイナンシャル・プランナー3級」のテキストから始まった「お金の勉強」がとても役に立っています。現在は、「FP2級」「年金アドバイザー」のテキストをダラダラと読んでいます。
昨今、「何のために勉強するのか?」とよく言われますが、私は「勉強はお金になる」と答えます。
今回の場合、初期投資は100円。
やはり、勉強が最もリターンの大きい投資なんですね。