55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職して3年5か月経過しました

 

 早期退職と同時に、新型コロナが始まりました。

 それだけが理由ではないのですが、振り返ると「想定外」のことばかりでした。

 で、いろいろありますが、今の暮らしの支えになっているのは、やはり「勉強」だったかもしれません。

 

 早期退職して、まだ「失業給付金」で暮らしていた頃、数学の勉強を始めました。

 と言っても、高度なものではありません。

 中学1年生の数学からのやり直しです。中断した時もありますが、コツコツと進めていまして、現在、微分積分の入り口くらいです。

 もう一つは、ファイナンシャルプランナーの勉強。資格を取るつもりはありません。

 ただ、3級程度の内容がわかっていると、困った時にどうすればよいか、ある程度自己解決できます。

 

 文系育ちで、数学から逃げ回ってきた身ですが、「数字の面白さ・重要さ、データに基づいた思考」は、お仕事で身に沁みました。それを、自分でということです。

 節約生活・不動産購入・投資など、早期退職生活は「経済」が占める部分が多いです。そこには、いろいろな「からくり」があるわけで、それが少し見えたことは、学びと安心とにつながりました。

 

 あと1年で還暦。

 65歳の年金受給まであと6年。

 早期退職前の計算よりも、資金は残っています。

 お仕事の方は、頑張ってもっと稼ぎを増やすというよりも、現状維持未満でいいかもしれません。収入を増やすというより、「節約を進める×出費を引き締める」というマインドの方が重要のような気がします。

 その心は、さらなる老後の備えです。

 

 理想は、この部屋でピンピンコロリですが、現実はどうなるかわかりません。

 認知症も含め、自力で暮らせなくなった時、人として過ごせるホームに入れるか、おむつをつけられて放置されるか…。それを左右するのはお金です。

 となると、年金受給を遅らせて、支給額を増やすという発想も出てきます。

 人として過ごせるホームは、月額20万円以上というのが個人的考えです。

 (この考えを極端に進めると、ホーム入居と同時に年金受給開始という選択肢も生まれます)

 

 一応まだ50代ですが、そろそろ終活想定もしつつですね。

 そんなことを思う今日この頃です。