早期退職と同時に、新型コロナが始まりました。
それだけが理由ではないのですが、振り返ると「想定外」のことばかりでした。
で、いろいろありますが、今の暮らしの支えになっているのは、やはり「勉強」だったかもしれません。
早期退職して、まだ「失業給付金」で暮らしていた頃、数学の勉強を始めました。
と言っても、高度なものではありません。
中学1年生の数学からのやり直しです。中断した時もありますが、コツコツと進めていまして、現在、微分積分の入り口くらいです。
もう一つは、ファイナンシャルプランナーの勉強。資格を取るつもりはありません。
ただ、3級程度の内容がわかっていると、困った時にどうすればよいか、ある程度自己解決できます。
文系育ちで、数学から逃げ回ってきた身ですが、「数字の面白さ・重要さ、データに基づいた思考」は、お仕事で身に沁みました。それを、自分でということです。
節約生活・不動産購入・投資など、早期退職生活は「経済」が占める部分が多いです。そこには、いろいろな「からくり」があるわけで、それが少し見えたことは、学びと安心とにつながりました。
あと1年で還暦。
65歳の年金受給まであと6年。
早期退職前の計算よりも、資金は残っています。
お仕事の方は、頑張ってもっと稼ぎを増やすというよりも、現状維持未満でいいかもしれません。収入を増やすというより、「節約を進める×出費を引き締める」というマインドの方が重要のような気がします。
その心は、さらなる老後の備えです。
理想は、この部屋でピンピンコロリですが、現実はどうなるかわかりません。
認知症も含め、自力で暮らせなくなった時、人として過ごせるホームに入れるか、おむつをつけられて放置されるか…。それを左右するのはお金です。
となると、年金受給を遅らせて、支給額を増やすという発想も出てきます。
人として過ごせるホームは、月額20万円以上というのが個人的考えです。
(この考えを極端に進めると、ホーム入居と同時に年金受給開始という選択肢も生まれます)
一応まだ50代ですが、そろそろ終活想定もしつつですね。
そんなことを思う今日この頃です。