55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職4年目の終わりの心境その1(いろいろあるけど、やっぱり早期退職してよかった)

 

 公務員を早期退職して民間に転職したのも、転職した民間を退職して無職になったのも年度末。民間を退職して「早期退職×無職」になり、現在に至ります。

 人よりも得をしているとすると、公務員は50代前半の勧奨退職でしたから、退職金に少し色がついていたこと。その後民間勤務を経ての無職になったので失業給付金の受給ができたことですかね。

 あとは、早期退職×無職になった翌年1月から原稿書きのお仕事を得たこと。

 個人営業主なので定年はないです。明日契約を切られる可能性もありますが、60歳以降も継続できるのはありがたいです。

 ただ、公務員で60歳定年まで勤務していた場合の方が所得は圧倒的に上です。

 これはもう、経済的安定を取るか、自由を取るかのトレードオフですね。

 

 というわけで、年度末になって何となく感慨深いものがあります。

 4年間生き延びました。

 早期退職前の想定では、4年後も無職×賃貸で資金を1000万円以上減らし、還暦と同時に年金受給という想定でした。賃貸のままだと資金はもっと減っていたでしょう。

 実際には中古マンション購入で1000万円以上使っていますから、残り資金は賃貸継続でもあまり変わらなかったかもしれません。ただ、家賃より管理費などの方が安く、プロパンから都市ガスになり、生活利便性も高まったことで支出はかなり抑えることができました。お仕事の稼ぎもあってか、昨年後半から資金源が止まったのはかなり安心。60歳から年金受給しなくても大丈夫という状況は、老後破産という不安の解消になりました。

 そもそも、この年齢×無職で賃貸の更新ができたか…ですね。

 ネットで調べると、家具家電付き・保証人不要・年齢不問という物件はあります。

 ありますが、条件を緩くしてでも入居して欲しい物件が多いという印象を受けます。松本にもありますが冬は寒いだろうな…という。また、家賃は安くても保証金などの経費が結構します。そんなこんなを考えると持ち家の方が楽というのが現時点の心境です。

 

 早期退職してから始めたことを書き出すとこんな感じ

 ・数学を中学レベルからやり直す(現在は微分積分

 ・ファイナルプランナー3級の勉強(お金の勉強)

 ・投資(為替と株)、ネット銀行の活用

 ・スマホデビュー(携帯とi-padでした)

 ・原稿書きのお仕事

 ・このブログ 

 ・漬物作り、自家製味噌作り、玄米食

 思うのは、こういうことを「現役時代」からコツコツと進めていれば、逆に「早期退職せずに定年まで勤めあげることができた」か、「早期退職生活をもう少し早く軌道に乗せることができた」のではないかということ。

 そういえば、2年前痛風になりました。その時は「玄米が原因」と思いましたが、本当は「早期退職生活に対する不安・ストレス」だったのかもしれません。昨年後半から玄米生活を再開しましたが痛風は出ません。暮らしと経済とが落ち着いたら内臓数値も落ち着きました。

 

 早期退職生活4年目の終わりに感じるのは、不安4:自由:6まできたということ。

 経済的不安はありますが、それより自由・幸福の方が上回ることが増えてきました。

 いろいろあるけど、やっぱりあの時早期退職してよかったとしみじみ思う今日この頃です。