55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

買って良かった2020

テーマ「2020年を振り返る」

 今年買ったものは、両手で数えられる程度。

 「断捨離×引きこもり生活」で「新たに買うもの」はほぼありません。

 そんな中「ファイナンシャルプランナー」のテキストは買ってよかったベスト1です。

◆目次

FPの教科書‘20-’21年度(「瀧澤ななみ」TAC出版)

これです! 

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2020-2021年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

図説が多く視覚的なわかりやすさがある

 FPは未知の分野。

 文章だけでは理解や学習に時間がかかります。

 しかし、入り組んだ説明が「図」になっているので楽。

 読み物としてもすいすい読めます。

 

お金のことは人任せだったサラリーマンにオススメ

資格を取ることが目的でなくてよい

 源泉徴収の会社員だと、お金に関する公的制度は会社にお任せ。

 結果として、お金について学ぶことなく時間が過ぎがち。

 しかし、FP3級程度の知識・理解があるとだいぶ違います。

 「払う・貰う・増やす・免除される・取り戻す」仕組みを知りましょう。

 

FPとの会話が成立する

 資金計画やライフプランを保険・銀行などで相談した方も多いと思います。

 しかし何と言うか、ピンとこないことが多いのです。

 それは、こちらの知識不足が原因かもしれません。

 お金に関する用語・制度・計算式を知るだけでも、かなり理解が進みます。

 

早期退職前に学んでおくことをオススメ

企業が行う「退職者対象のライフプランセミナー」もあります

 その内容は「FP」「年金アドバイザー」と重なることも多いです。

 であれば、自分で学ぶことができます。

 また、セミナーに参加した場合は、理解が深まると思います。

 

お金・制度の知識は「退職後の不安」を和らげる

 会社任せ、人任せだった手続きを「自分する」と聞くだけで不安・憂うつになります。

 「確定申告」も経験がない人には心理的ハードルが高い。

 しかし、「払うお金、貰えるお金、免除されるお金、取り戻せるお金、お金の増やし方」を知ることで、退職後の暮らしへの不安は減ります。

 同時に、各種手続きへの心理的ハードルも下がります。

 

まとめ(FP3級程度の知識を得ることで)

1、お金のこと、世の中の仕組みを学ぶことができる

2、FPの説明が理解できるようになり、提案について判断できるようになる

3、退職後の心理的不安が減る

4、「公助の制度」を知ることが「老後の自助」になる。

 

 フリーランスの方、金融・証券・保険業界の方、会計事務の方には当たり前のことだと思います。しかし、源泉徴収のサラリーマンが知る機会は意外とないもの。

 そんな私には、とてもありがたい一冊でした。

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         今日は「暖かい蕎麦+大根おろし