以下の記事の続きになります。
ojisann5560.hatenadiary.com
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◆まず窓口で手続き
会社員×組織に所属していた人は、役所でいろいろな手続きがあります。
早期退職後は、社会保険関係は自分で手続きしないといけません。
私の場合、早期退職と同時に引っ越したので、転入手続きをするために役所に行き、転入届け~国民健康保険~国民年金の窓口とまわりました。
手続き自体は簡単。健康保険証はその場でもらえます。
◆国民年金保険料を納める
これは、所得に関係なく一律です。
無収入になって「20万円払え」と言われると、「えええええぇぇぇぇぇ」と叫びそうになり思考停止します。わかっていても、結構きついですね。
ちなみに、この段階で私は「失業者」に分類されています。ということは、各種減免措置があります。これをうまく窓口で伝えること、相談することが大事。
減免には「しばらく全額」「最初3か月間全額」などのパターンがあります。
窓口で「免除・減免・猶予などの制度はありますか」と伝えるのがよいでしょう。
◆余裕のある方は
「付与年金申請」ができます。
詳しくは、日本年金機構のHPへ👇
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/sonota-kyufu/1go-dokuji/20140625.html
要するに、月額400円プラスして支払うことで、年金支給額が少し増えます。
支給額の加算は「申請月」を起点とするので、最初に申請するのがよいです。
後からも申請できますが、それが面倒な方はこの段階で。
◆手続き時に現金で支払うものではない
後日、支払いの書類が届きます。金融機関・コンビニで納付できます。
他には、paypayやクレジット決済もOK(yahoo公金支払)。
事前に申し込むと、口座引き落とし・クレジットカード払いもOK。
ちなみに、「paypay」「クレジットカード払い」にするとポイントが付きますから、少し取り戻せます。ただし、支払額は金融機関での現金納付と同額。
一番節約になるのは「事前申請×2年分まとめて口座引き落とし」。
約1万5千円ほど安いです。事前申請は「年1回×前年度2月頃のみ」。
4月から無職になると、翌年1月以降に郵便で手続き書類が届きます。
◆窓口に行く前のちょっとした知恵
Q 込み入った事情×相談がある場合は、
A 役所(市町村役場)ではなく、最寄りの「年金事務所」に行く。
年金事務所の方が「詳しい人が多い」です。データも揃っています。
ただし、現在は感染予防対策もあって「相談は事前予約」になっている事務所も多いはずです。電話1本しておきましょう。
A 心と時間とに余裕を持っておく
「込みいった事情」は、伝えることも理解することも難しいです。
伝えたいこと、知りたいことは、訪問前に言語化×整理しておくことも大事です。
支援(免除・減免など)は、こちらから申し出ること、伝えることで「機能する申請制度」ですから、余裕を持って訪問してください。
Q 自分で勉強することは?
A 年金アドバイザーという民間資格があります。
こんなテキストもありますから、自分で学ぶこともできます。
現役時代、FP資格を持つ友人にいろいろ相談していました。ただ、早期退職後は、自分で知識を得るようにしています。2冊買っても1回の相談料より安いですから(笑)
というわけで長くなりました。
実際の年金支給額がどうなるかは、次回に