55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職者、早速お金に困る(その3)

以下の記事の続きになります。

ojisann5560.hatenadiary.com

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まず窓口で手続き

 会社員×組織に所属していた人は、役所でいろいろな手続きがあります。

 早期退職後は、社会保険関係は自分で手続きしないといけません。

 私の場合、早期退職と同時に引っ越したので、転入手続きをするために役所に行き、転入届け~国民健康保険国民年金の窓口とまわりました。

 手続き自体は簡単。健康保険証はその場でもらえます。

 

国民年金保険料を納める

 これは、所得に関係なく一律です。

 無収入になって「20万円払え」と言われると、「えええええぇぇぇぇぇ」と叫びそうになり思考停止します。わかっていても、結構きついですね。

 ちなみに、この段階で私は「失業者」に分類されています。ということは、各種減免措置があります。これをうまく窓口で伝えること、相談することが大事。

 減免には「しばらく全額」「最初3か月間全額」などのパターンがあります。

 窓口で「免除・減免・猶予などの制度はありますか」と伝えるのがよいでしょう。

 

余裕のある方は

 「付与年金申請」ができます。

  詳しくは、日本年金機構のHPへ👇 

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/sonota-kyufu/1go-dokuji/20140625.html

 要するに、月額400円プラスして支払うことで、年金支給額が少し増えます。 

 支給額の加算は「申請月」を起点とするので、最初に申請するのがよいです。

 後からも申請できますが、それが面倒な方はこの段階で。

 

手続き時に現金で支払うものではない

 後日、支払いの書類が届きます。金融機関・コンビニで納付できます。

 他には、paypayやクレジット決済もOK(yahoo公金支払)。

 事前に申し込むと、口座引き落とし・クレジットカード払いもOK。

 ちなみに、「paypay」「クレジットカード払い」にするとポイントが付きますから、少し取り戻せます。ただし、支払額は金融機関での現金納付と同額。

 一番節約になるのは「事前申請×2年分まとめて口座引き落とし」。

 約1万5千円ほど安いです。事前申請は「年1回×前年度2月頃のみ」。

 4月から無職になると、翌年1月以降に郵便で手続き書類が届きます。

 

窓口に行く前のちょっとした知恵

Q 込み入った事情×相談がある場合は、

A 役所(市町村役場)ではなく、最寄りの「年金事務所」に行く。

 年金事務所の方が「詳しい人が多い」です。データも揃っています。

 ただし、現在は感染予防対策もあって「相談は事前予約」になっている事務所も多いはずです。電話1本しておきましょう。

A 心と時間とに余裕を持っておく

 「込みいった事情」は、伝えることも理解することも難しいです。

 伝えたいこと、知りたいことは、訪問前に言語化×整理しておくことも大事です。

 支援(免除・減免など)は、こちらから申し出ること、伝えることで「機能する申請制度」ですから、余裕を持って訪問してください。

 

Q 自分で勉強することは?

A 年金アドバイザーという民間資格があります。

銀行業務検定試験公式テキスト年金アドバイザー3級 2021年度受験用 (銀行業務検定試験 公式テキスト)13訂版 年金アドバイザーが答える 年金相談326

  こんなテキストもありますから、自分で学ぶこともできます。

 現役時代、FP資格を持つ友人にいろいろ相談していました。ただ、早期退職後は、自分で知識を得るようにしています。2冊買っても1回の相談料より安いですから(笑)

  

 というわけで長くなりました。

 実際の年金支給額がどうなるかは、次回に