投資は全く無知、無経験でした。
早期退職資金は「財形貯蓄」で作ったというか、要するに「給与天引き×手を付けない」という強制力を働かせました。今思えば、これを積立投資に少しでも入れておけば、すごい金額になったでしょう。
そんなわけで、早期退職後の暮らしでも「投資」は想定していませんでした。
ただ、早期退職直後はそれなりにヒマなわけで、数学の勉強をやり直したり、FPの勉強をしたり、友人のFPに勧められたりするうちに、おぼろげに輪郭がわかってきて、何となく始めました。だいたいこんな感じ。
①ネット銀行の口座を開設する
・年利0.2%とポイント活動の開始。
②ドルとユーロとを買ってみる
・100万円ずつ買って観察してみました。
③ネット証券を開設し、NISA口座を作る
・無難にS&P500の定額積立を始めました。
④外貨を利確し、毎月定額積立に切り換える
・売買で儲けることは向いていないみたいです。
これが昨年までの動き。
そして新年、円安・株価高騰の中、目をつけていた株が下落したところで少し購入しました。目的は「配当金×優待」。というわけで続きます。
⑤金融資産の5%が投資になる。
⑥配当・優待で年4万円ちょっとの収入ができる。
ここまで2年、今年の目標は配当金作りでしたから目標達成。年内は売買せず、ただ積立を継続するのみと考えています。
金融資産の5%が投資になると、保有資産が日々変わります。
好調な日は1日数万円単位でどんと増えますが、数万円単位でマイナスになる日もあります。そんな様子を観察していると、バブルやリーマンショックが投資をしている人の精神状況に与えた影響が何となく想像できます。…狂いますね(笑)。
ただ、相場の動きを見ていると、経済・世相とのつながりが見えてきて面白いです。
そんなわけで、今の心境はこんな感じ。
①とりあえず、銀行金利より増えていればよい。
②いろんなことはあるでしょうけど、積立を継続してみる。
③年金受給年齢までに、配当金収入をもう少し増やせるとうれしい。
④何かあれば、積立金額を調整すればよい。
「ローリスク・ローリターン」の構造を作って、そこで得たプラスを貯めるというのが現時点です。私には、1億円を100万円にする才能はあっても、100万円を1億円にする才覚はありません。今後もほったらかしでコツコツとと思います。
とりあえず、ゴールドカード効果で早くもポイントが増えていたのが少しうれしい今日この頃です。