早期退職するならば、その前に準備しておいた方がよいことが多いです。
私の場合は大きく3つ
・持ち家の確保(早期退職時点で賃貸でした)
・投資(貯金のみでした)
・金利の良いネット銀行の活用
それぞれ、もっと早くしておけば、現有資産はもう少し増えていたということ。幸いだったのは、東北時代にマンションを購入・売却の経験があったこと。幸い、購入価格より高く売れていたので、このお金が、早期退職後の持ち家購入(現在の松本の部屋)になりました。
あとは、NISAでもiDeCoでも、積立型投資や、配当金目的の株所有をしておけばと、しみじみ思います。現在は、ネット銀行の利子やポイント活動で、月1万円くらい入ってきます。これを、40歳ころから始めていれば、だいぶ違いましたね。
というわけで、早期退職したから始めたことで、生活の質向上につながっていることを考えてみると、これも3つです。
・投資(為替、株)
・スマホに買い換え
・テレビ無し生活
投資は、昨年から「理解の範囲内」で始めました。
現在は、外国為替、NISAでの積み立て、配当金目的の株購入の3つ。
現金資産を、少しづつ外貨・株に移行していくという感じです。
スマホにしたのも、早期退職後。
実は、長らく「携帯電話」で過ごしてきました。そもそも、「電話で連絡」ということがほぼないです。個人的には「モバイルWi-Fi×i-Pad」で十分でした、その方が、経済的にも安かったのです。ただ、早期退職したころから、「携帯電話の通話のみプラン」より、「格安SIM」のが安くなってきました。また、「i-Padではダウンロードできないアプリ」が増えてきて、その不便さが大きくなってきました。
というわけで、スマホに買い換え。その際、通信・電気などすべて「某大手通信」にまとめることで、「割引×ポイント稼ぎ」にしました。
「通信費」は、今どきの生活には欠かせませんが、経費もかかります。これを節約できたのは大きいです。というか、現役時代からやっておけば、無駄な出費をもっと減らせましたね。
テレビ無し生活は、精神安定上とてもよいです。
「早期退職×在宅生活」になると、ついついテレビをつけっぱなしにしてしまうもの。めざましテレビの途中で出勤だった生活は、その次の番組から、午後のワイドショーまで見ることが可能になります。
ちょうど、コロナの始まりだったこともありますが、ちょっと、その内容、出演者の発言を見て(聞いて)、ちょっと意見・論点の偏りを感じました。私の知らない世界を垣間見たようで…、この内容を信じてしまうと…ということも思いました。
これがきっかけで、テレビを見ない生活に切り換え、松本移住を機にテレビ無し生活にしました。読書や、昔の映画を見る時間が増え、暮らしの文化レベルと心の安定が向上したと感じています。
少し俯瞰的に捉えなおすとこうなります。
・資産を増やす(お金に働いてもらう)
・暮らしの利便性を高める(自宅で支払いなどができる)
・いい意味で世間から距離を置く(見えない断捨離)
これらを、現役時代から暮らしに取り入れていると、早期退職だけでなく、定年退職の場合でも、つまずきや不安なく新しい暮らしに移行できると思います。
私は早期退職3年半経過して、この3つが軌道に乗ってきました。
かなり前向きな気持ちになってきています。はい。