55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職後の生活は、稼ぎがあるうちの準備がすべて

 早期退職については、さまざまな意見があります。

 相談したいと言う昔の同僚もいます。

 そういう人に伝えたいのは、「稼ぎがあるうちの準備が全て」です。

 

退職後の生活費を「250万円」と考えていると…

 年金・税金などで年額約50万円消えます。

 つまり、生活費「250万円-50万円=200万円」が実質です。

 賃貸ならば「200万円」から家賃も出します。ちなみに内訳は↓

 ①年金    約20万円(年) 

 ②健康保険  約20万円(年)

 ③地方税   約10~20万円(年)(所得・自治体によって異なります)

 ④所得税   確定申告後

 ⑤自動車税  約3.5万円(年)  (自動車の種別によって異なります)

 ⑥固定資産税 約5万円(年)   (これは、私の場合)

 自動車税・固定資産税は、所有の有無で変わります。

 退職初年度、地方税はがっつりきます。

 …という反省から以下述べます。

 

住まい、貯蓄、収入

①住まいは「持ち家」をオススメします。

 生活維持費を抑えたいなら、賃貸はしんどい。家賃が月6万円なら年72万円。

 年金・税金・家賃で120万円以上かかるわけで、残り130万円が生活費。

 ここから水道光熱費・食費も含めて月11万円がデッドライン。

②貯蓄

 生活費年額250万円でも4年で1,000万円が消えます。

 いつ早期退職できるかは、ここから逆算になります。

 ちなみに、年金受給段階で「2,000万円×持ち家」も逆算基準に加えてください。

③早期退職後の収入・お仕事

 早期退職するのですが、退職後の収入・お仕事の「あて」は必要。

 年間50~80万円くらい稼げること。つまり年金・税金分の収入があるとかなり楽。

 NISA・iDeCo楽天証券、ポイント活動、アフィリエイト、副業などを「早期退職してから始める」ではなく「現役時代から始めて稼ぐ経験をしておくこと」が大切。

 税金・年金分を稼ぎ250万円が実質的な生活費として使えるならば、月額20万円で暮らせます。持ち家ならば、さらに楽ですね。

 

生活のダウンサイジング=断捨離~ミニマリスト的生活へ

 「早期退職したい…」と考えて実行したのは以下のルール。

 「月額16万円生活×残りは貯金」=「将来の年金受給予想額×資金作り」

 これを可能にしたのは「断捨離」の実行×効果。

 不思議なもので、所有から離れると「支出」が減ります。

 おそらく「本当に必要なもの・価値のあるもの」「費用対効果」を意識し始めたのでしょう。Amazonのレビューを参考にし始めたのもこの頃から(笑)。

 ただし、断捨離がストレスにならないように、ハードルを下げるジャンルも残しました。特に書籍とPC周辺は、16万円の範囲内であればOKとかですね。

 

私の反省

 ここまで偉そうに書いていますが、これは私の失敗×反省から。

 早期退職時、実現していたのは「貯蓄と断捨離」のみ(笑)。

 住まいは賃貸で、自家用車を所有し、完全無職。しかも、年金・税金などに無知で、年額200万円で生活可能と思い込んでいました。今思えば危険極まりないです。

 これに気付いたのが昨年夏ごろ。そこで、以下のことをスタートしました。

 ①ファイナンシャルプランナー3級の勉強を始める

 ②不動産購入

 ③有給ボランティアからのお仕事獲得

 これを「現役時代にやっておけば」というのが最大の反省。

 幸運だったのは「新型コロナ×自粛生活」。これで「退職ハイ×浪費」から逃れることができました。

 

まとめ「金融知識×マインドセット×資金」

 この3つが「早期退職の生活プラン」を立てるために必要なこと。

 そういう意味で、私は1年ロスタイムを送りました。失敗です。

 また、「早く早期退職したい」という焦りも禁物です。

 逆説的ですが、早期退職を考えている人ほど、目の前の仕事をしっかり行って信頼を獲得し、1年でも長く仕事をして資産を貯めた方がよいと思う今日この頃です。

 

ojisann5560.hatenadiary.com

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