テーマ「早期退職の生活費(その2)」
一般的に言われる「年額250万円」はボトムラインだと思います。
まず「年金・保険・税金」で、総額の1/4くらいがなくなります。
さらに賃貸家賃と水道光熱費を支払うと、総額の半分は消えます。
わかったのは「年額250万円」の場合、自由に使えるお金は「月3万円程度」。
というわけで、昨日の記事の続きです👇
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◆目次
年額250万円から逆算してわかったこと
生活に必要なお金を引いていくと、最後に残るのが「自由に使えるお金」。
自分を例に計算してみると、最後に残ったのは「3万円弱」でした。
◆年金・保険・税金が「約50~60万円」
残額「約190~200万円」
◆家賃が「66万円」(月5.5万円)
残額「約124~134万円」
◆水道光熱費が「約12万円」(月1万円)
残額「約112~122万円」
◆食費+雑費が「48万円」(月4万円)
残額「約64~74万円」(月5~6万円)
(ほぼ自炊。外食やカフェは月1~2回。雑貨は100均活用)
◆通信費+サブスク系が「約12万円」(月1万円)
残額「約52~62万円」(月4,5万円)
(Amazon会費、クレジットカード年会費、ノートン、携帯電話、pocketwifi、家計簿ソフトなど)
◆自家用車維持費が「約25万円」(月1,1万円)
残額「約27~37万円」(月2,5万円)
(点検・車検・自動車保険、タイヤなど)
◆「残額の約27~37万円(月2,5万円)」が「自由に使えるお金」
ただし、「月3万円弱」で「書籍・旅行・外食」だけでなく、「衣類」「家具家電」「PC」などの買い替えもまかなうことが必要。
削れない経費が「総額250万円」の半分を占めています
「年金・保険・税金」は削れません。
「家賃・水道光熱費」は、節約・工夫で削る余地を残しています。
とは言え「家賃・水道光熱費」の安い地方都市で「年額70万円台」は恵まれているほうだと思います。
と言うわけで「総額250万円」の半分が「年金・保険・税金」「家賃・水道光熱費」で消えます。これが日本の現実…。
◆「年金・保険・税金」「賃貸家賃」「水道光熱費」で「約130万円」かかる
そもそも「年金・保険・税金」が、「総額250万円の1/4~1/5」を占めています。
これを支払うと、残額は「190~200万円」(これが家賃も含めた生活費)。
ここから「家賃・水道光熱費の70万円」を支払うと、残額は120万円前後。
つまり「年間120万円、月10万円」で暮らすことが必要になります。
◆自家用車を手放すと経済的には楽になる
ただし、自家用車なしで暮らすためには「利便性の高い都市・駅近」が条件となるので、当然「家賃」は高くなります。ここで「トレードオフ」が発生します。
・家賃の安い地方都市で、車生活をする
・家賃の高い東京都内で、車なし生活をする。
まとめ
・早期退職して「年間250万円・無収入」で暮らすのは不可能ではない。
・年間250万円の半分は「年金・保険・税金・家賃・水道光熱費」で消える。
・自由に使えるお金は、だいたい3万円弱と思って良い。
・この3万円弱には、「書籍・旅行・外食など文化生活」だけでなく、「家具家電、衣類、PC」などの買い替えも含まれる。
いかがでしょう。経済的には結構しんどいですね。
日々「消費税」も払っているわけで、日本の暮らしはどうなるか不安です。
それでも、心に余裕を持って日々を楽しむマインドを大切にしたいものです。
津和野の風景です