55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

退職後の生活費「年額1人250万円」の真実

テーマ「早期退職の生活費(その2)」

 一般的に言われる「年額250万円」はボトムラインだと思います。

 まず「年金・保険・税金」で、総額の1/4くらいがなくなります。

 さらに賃貸家賃と水道光熱費を支払うと、総額の半分は消えます。

 わかったのは「年額250万円」の場合、自由に使えるお金は「月3万円程度」。

 というわけで、昨日の記事の続きです👇

ojisann5560.hatenadiary.com

◆目次 

年額250万円から逆算してわかったこと

 生活に必要なお金を引いていくと、最後に残るのが「自由に使えるお金」

 自分を例に計算してみると、最後に残ったのは「3万円弱」でした。

 

◆年金・保険・税金が「約50~60万円」

 残額「約190~200万円」

 

◆家賃が「66万円」(月5.5万円)

 残額「約124~134万円」

 

水道光熱費が「約12万円」(月1万円)

 残額「約112~122万円」

 

◆食費+雑費が「48万円」(月4万円)

 残額「約64~74万円」(月5~6万円) 

(ほぼ自炊。外食やカフェは月1~2回。雑貨は100均活用)

 

◆通信費+サブスク系が「約12万円」(月1万円)

 残額「約52~62万円」(月4,5万円)

Amazon会費、クレジットカード年会費、ノートン、携帯電話、pocketwifi、家計簿ソフトなど)

 

◆自家用車維持費が「約25万円」(月1,1万円)

 残額「約27~37万円」(月2,5万円)

(点検・車検・自動車保険、タイヤなど)

 

◆「残額の約27~37万円(月2,5万円)」が「自由に使えるお金」

 ただし、「月3万円弱」で「書籍・旅行・外食」だけでなく、「衣類」「家具家電」「PC」などの買い替えもまかなうことが必要。

  

削れない経費が「総額250万円」の半分を占めています

 「年金・保険・税金」は削れません。

 「家賃・水道光熱費」は、節約・工夫で削る余地を残しています。

 とは言え「家賃・水道光熱費」の安い地方都市で「年額70万円台」は恵まれているほうだと思います。

 と言うわけで「総額250万円」の半分が「年金・保険・税金」「家賃・水道光熱費」で消えます。これが日本の現実…。

 

◆「年金・保険・税金」「賃貸家賃」「水道光熱費」で「約130万円」かかる

 そもそも「年金・保険・税金」が、「総額250万円の1/4~1/5」を占めています。

 これを支払うと、残額は「190~200万円」(これが家賃も含めた生活費)。

 ここから「家賃・水道光熱費の70万円」を支払うと、残額は120万円前後。

 つまり「年間120万円、月10万円」で暮らすことが必要になります。

  

◆自家用車を手放すと経済的には楽になる

 ただし、自家用車なしで暮らすためには「利便性の高い都市・駅近」が条件となるので、当然「家賃」は高くなります。ここでトレードオフが発生します。

 ・家賃の安い地方都市で、車生活をする

 ・家賃の高い東京都内で、車なし生活をする。

 

まとめ

・早期退職して「年間250万円・無収入」で暮らすのは不可能ではない。

・年間250万円の半分は「年金・保険・税金・家賃・水道光熱費」で消える。

・自由に使えるお金は、だいたい3万円弱と思って良い。

・この3万円弱には、「書籍・旅行・外食など文化生活」だけでなく、「家具家電、衣類、PC」などの買い替えも含まれる。

 

 いかがでしょう。経済的には結構しんどいですね。

 日々「消費税」も払っているわけで、日本の暮らしはどうなるか不安です。

 それでも、心に余裕を持って日々を楽しむマインドを大切にしたいものです。

f:id:ojisann52:20201101224839j:plain

               津和野の風景です