55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

コロナ禍の不動産価格はどうなっている?

 昨年春、早期退職前の想定はこんな感じでした。

 ①賃貸でスタート

 ②東京オリンピック前は、不動産価格が上昇する

 ③東京オリンピックが終わったら、不動産価格が落ち着く(下がる)

 ④買う

 しかし、新型コロナでオリンピックは延期になりました。想定は崩壊です。

 

現在の不動産価格はどうなっている??

 実は、オリンピック前に上がって、終わったら下がるという予想に根拠はないのです。しかし、何となくそういう「印象」が全体にありました。

 現在は、想定になかった新型コロナが広がっています。またオリンピックそのものが「歓迎されざるイベント」と化してします。そんな中、不動産価格は一部で上昇しています。

 

具体的なサンプル

①軽井沢のマンション

 30㎡・300万円の部屋と、50㎡・900万円の部屋がありました。

 これは昨秋の価格で、私もずっと追いかけていて、内見もしました。

 最近、30平米の部屋が出たのですが、価格は900万円に!

②仙台のマンション

 以前私が所有していた物件で、60平米の2LDK

 新築時の価格は〇,500万円。

 この物件を、築11年目に、〇,250万円で購入(新築価格の半分)。

 約10年所有して、〇,750万円で売却(購入時よりアップ)。

 築26年目の現在、〇,220万円で販売されていました(さらにアップ)。

 つまり、築年数20年越えで、新築価格と変わらない価格に戻ってきています。

③今住んでいるマンション

 参考になるマンション相場を示すサイトによると…。

 現在の状況が続くなら、10年後でも価格は横ばいか、微減

 10年後は築30年をこえるわけで、価格は半額と思っていましたが…。

 

全国が同様ではないと思いますが…

 首都圏への通勤圏は、リモート需要もあるのでしょうか。軽井沢の30㎡が900万円は、ちょっと驚き。

 地方都市も人気があるようで、仙台駅徒歩圏のマンションは、すごい上昇。

 ちなみに、オリンピック前は、分譲価格は上昇、賃貸価格は下降でした。しかし、先日まで暮らしていた栃木県小山市賃貸も、しっかり値上げしていました。

 

1~2人世帯の住み替え需要が高まっている?

 人口減の日本ですが、世帯数は増加している地域もあります。

 価格が上昇しているのは、世帯数増加中の地域。

 子供が独立し、家族で暮らした戸建てからマンションに住み替える。子供のいない単身者・夫婦がリモートワークになって東京を出る。つまり、高齢者と30代の現役世代が、維持費のかからない狭めの中古マンションを求めているようです。

 特に雪の降る地域では、雪かき不要なマンションはとても楽ですからね。 

 

 人口減が進んでも世帯が増える場合、その世帯人数は1~3人。となれば、コンパクトな物件の需要が高まるかもしれません。

 それにしても、昨秋軽井沢の物件、買っておくんだった(笑)。まさか600万円も値上がりするとは、夢にも思いませんでした

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