◆早期退職した方の暮らしは、大きく3つにわけられます
①カフェ経営、農業など「自営・自給自足系」の暮らし
②投資などで現役時代と変わらない所得を維持し、現役時代と変わらない
生活水準を維持した暮らし。
③現役時代に蓄えた「早期退職資金」を崩しながら、つつましく暮らす。
最近「Fire」という言葉もありますけど、この言葉から連想するのは「②」でしょうね。ちなみに、私は「③」。
よく言う「老後破産」は、「③」で暮らすべきところを、「②」のような生活をしてしまうことと考えています。退職して無職・無収入になったのに、つつましく生活できないパターンですね。
◆松本移住後の生活費(概算)
月6~8万円の幅で推移していました。
この中には、マンション管理費・維持費・駐車場代、水道光熱費などが含まれます。
ただし、月6~8万円以外に、税金・年金・健康保険、自家用車の維持費(車検・保険)、サブスクなどがあります。
これらをあわせると、年間で約50万円くらいになります。月で4~5万円ですね。
となると、松本移住後は、月10~13万円で生活しているというのが概算です。
◆松本・マンション暮らしには
月13万円×12か月=156万円ってことですね。
(昨年の賃貸生活は、結局年間250万円近くかかっています)
やはり、賃貸家賃がなくなったこと、自家用車の使用頻度・走行距離が減ってガソリン代が減ったこと、この2つが要因としては大きいですね。
ただし、今後、家具家電の買い替えなどが生じるでしょう。たまには旅行にも行きたいですし…。そう考えると、年額200万円と想定していた方がよい。
ここに、お仕事で年額50万円程度の収入があれば、早期退職資金から「年150万円」を崩すことになる。
年金受給を65歳として、あと8年「1,200万円」ってことですね。
年金受給と同時に車は手放す予定です。そうすれば、年金受給額内で生活できるのでは…というのが、希望的・楽観的観測。
◆断捨離、ミニマリスト的生活を維持する
これに尽きますね。
「健康で文化的なビンボー生活」の追求です。
というか…今のような暮らしをせめて30代から始めていれば、もっと資金に余裕がありましたね。しかし、経済的な不安が「ビンボー生活のモチベーション」になるのも事実。油断は、老後破産への道ですから。
元公務員のくせに、政府の方針(できるだけ長く働く)に逆らう暮らしを進めています。個人的には「老兵は消え去るのみ、若者のために席を空けよう」と考えています。
自分の価値観で生きることが、早期退職の幸福だと思う今日この頃です。