つらい現場では、「感情のスイッチを一部切って業務に徹する」という思考・行動のクセがありました。
これ、あんまりいいことないんですね。
現場では「冷たい人」と言われますし、私の中には「消化できない感情が残ること」になります。さらには、しばらく時間が経過してから「スイッチを切っていた感情がよみがえる×消化できない感情が顕在化する」のですが、これが人よりも遅く出てきます。時間差があるので、私が精神的にしんどくなってきた頃、周囲は立ち直って元気だったりするわけで、やはり「ひとりで抱えるしかない×感情のスイッチを切るしかない」という悪循環になります。
これ、早期退職の要因のひとつでもあり、早期退職してよかったことでもあります。
早期退職したことで、そもそも感情のスイッチを切るような日常はなくなりました。かつての消化できない感情を消化(昇華?)させることもできます。とはいえ、消化する時には心が揺れますし、感情のスイッチが入りっぱなしというしんどさもあります。
というわけで、この年始は少ししんどいですね。
松本市から能登は、Googleのルート検索で約300㎞と出ます。
復興モードに入ったら、旅行・買い物にと思います。
あと、これは人によって評価は異なると思いますが、過去の教訓が生かされていると感じることが多いです。個人的には、被災地の防犯に関して公的に情報提供されたことは大きいと思います。
事故はあってはならないことですが、羽田で乗客乗員が全員避難できたことは、日ごろの備えの賜物と思います。
個人的ですが、そういう部分で少し救われています。
そんないろいろを抱えつつですが、1日から仕事をスタートしています。
とりあえず、5日と8日〆切の原稿を明日までに完成させて、次の仕事(1月16日から)までの間、のんびりした時間を送って、心を落ち着けようと思います。
あわせて、もう一度「備え」を見直すこともですね。