
昨年の今頃の白馬はこんな感じでした
◆今年は桜の開花が早いようですね
しかし、大量の重いお仕事が手元にあって、あまり余裕はありません。
早期退職生活3年目の終わりの日々ですが、まさかこのようなお仕事をしているとは、早期退職前には思ってもいませんでした。
などなど、いろいろ考えていると、「早期退職×在宅生活」における心の動きが見えてきました。
◆人によると思いますが、私の場合は、あまりよくない動きが多い
落ち着いた早期退職生活・引退生活を送るには、「心の安定」が大切。
「心の安定」を導くには、「経済的な安定×過去に対する満足感・幸福感」が必要。
私の場合、早期退職後に「収入」を得るようになって、少し心が落ち着きました。逆説ですが、「退職しても収入の道を確保しておくこと」が大切。「再就職×お仕事」というくくりでなくてもよいです。投資でもよいですし、現役時代からの副業でもよいと思います。収入も、給与額と同じでなくてもよいわけで、少額でもあると、心の持ち方が違います。
私は、こうした収入を構築するまで、1~2年かかりました。
◆現役時代の過ごし方は、退職後の心に影響がある
私の場合は、40代で早期退職を意識し、準備を進めていました。
ただ、早期退職を最終決断した背景には家族の介護や、職場の人間関係などもありました。また、転職で新たなスキルを身につけて定年まで働くことも考えていました。そこには、早期退職をしないと解決できない問題や、早期退職によって諦めたことがないわけではありません。
そんなこんなが、現役時代の失敗・後悔などと結びついて、夜中に叫んで目覚めるという現象を引きおこすこともあります。自分の中で消化できていないんですね。そもそも消化できないこともありますし、早期退職しているので、過去の上書き・失敗の挽回ができないのです。
◆そういうものを抱えつつ、静かに暮らす
若い頃は、戦争を経験した方が家族や職場にいました。中学の時の社会科の先生は、中国大陸を転戦していましたし、最初の職場にはシベリアから生還した方もいました。
そういうことを、ポロっともらすこともありましたが、そういう思いを外に出すことなく、印象としては「静かなオーラ」をまとっている人が多かったです。ただ、みなさん、お酒の量が大変多く、それで亡くなったとしか思えない方もいます。
で、私にないのは「静かなオーラ」。人格的未熟といこと。
いろいろなことを忘れることはできません。しかし、心の底にしまうことが必要なようです。
そんなことを思う早期退職3年目の終わりの日々。
新年度は、早期退職4年目に入ります。
過ぎ去る日々は早いですが、良い年の取り方はできない日々です。