55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

もう一度防災を意識する

 

 少し嫌な揺れ方だなと思いました。スマホの警報音を聞いたのも久しぶり。

 松本市は震度4でしたが、ここでこれだけ揺れるというのはかなり大きな…と感じてネットでライブニュースを見るとということです。

 以下、震災経験もふまえ、いくつか大事なことを確認しておこうと思います。

 

①頭上に注意

 揺れている時はこれ。特に外出時×ビル街を歩いている時は注意。

②火の用心

 自宅ではこれ。火を使っている時はまず火を止める。

③避難時の持ち物

 学校の避難訓練では、「何も持たずにまず避難」というパターンがあります。

 これを根拠に、自宅から「何もせず、何も持たずに避難」してしまうのはあまりよくありません。「自宅を数日離れること」を想定し、普段から準備しておくことが大切。

 食料・水はもちろんですが、お菓子などがあればカバンに入れることをおススメ。

 持病の薬は必須。

 身分証明になるもの(保険証・マイナンバーカードなど)、印鑑(実印・銀行印・通帳)、持病の薬・お薬手帳なども忘れずに(ただ、こういうものを探して逃げ遅れることにならないように普段から準備)

④家を離れる時

 ブレーカーを切る(通電再開時に火災を起こすケースあり)

 余裕があればガスの元栓も

⑤避難所では

 電気・水道が維持されていればよいのですが、大きな地震の場合、避難所もライフラインが断たれているケースが多いです。その場合、最初のトラブルはトイレで発生します。避難所に到着した人の多くが、ホッとするのかトイレに向かいます。タンク式の場合、「タンク内の水で1回は流れる」んですね。ただし、これ以降は流れません。

 また、避難所にも「定員」があります。もちろん、実際には定員を超えても受け入れますが、水や毛布などは基本「定員分」しかありません。また、学校の場合「在学中の児童・生徒のための備蓄」が優先です。

 そういうことを知っておいていただき、みんなで助け合って・譲り合って・知恵を出し合って過ごしていただければと思います。

 

 私は、自家用車の給油メーターが半分以下になったら満タンにするように心がけています。ライフラインが維持されている地域まで車で逃げて、そこでライフライン復活までホテル生活というのが私の防災プラン。東日本大震災の時、仙台市中心部にあった自宅は、数日で電気・水道が回復しました。やはり、「県庁・大学病院」に近いと復旧が速いということを学び、松本市移住の際も、「市役所・信州大学病院」の近くに引っ越しました。

 規模・状況にもよりますが、松本市中心部に近い場所なら長くても1週間あれば電気・水道は回復すると思います。その時、ガソリンを満タンにして帰宅。そうすれば私が、避難所の水・食料や被災地のガソリンを消費することもないはず。帰宅したら、同じマンションの方の「足・無料タクシー」として私と私の車を使ってくれればと考えています。

 

 ちなみに、東日本大震災は3月でしたが、その直前1月のセンター試験で、携帯電話を持ち込んでカンニングをした受験生がいたことをご記憶でしょうか。

 これ以降、公立高校受験の際、「受付で携帯電話を預かる」というルールが生まれました(自治体によって異なるケースもあります)。

 これに対し、保護者と思われる方から「災害時に連絡が取れなくなるので、携帯を生徒に持たせろ」というご意見をいただきました。ええと、大きな災害の場合、電波そのものがなくなるケースも少なくありません。「携帯・スマホが通じない」という前提で災害時にどうするかを決めておいた方がよいです。

 

 災害は、その時の判断力・優先順位の判断が大事です。

 しかし、その判断を支えるのは、やはり「日頃の準備」。

 今日は、もう一度「その時どうするか」を確認してと思います。