世間は、今日をクリスマス・イブと言うそうです。
私にとっての今日は、「締切日」「締切3日前」です。
東北時代、何度か「ホワイト・クリスマス」をリアルに体験しました。
沖縄時代、「寒くないクリスマス」に少し戸惑ったことがあります。そもそも、沖縄の伝統的家屋には「煙突」がありません。サンタさん、どうするんでしょうかね。
さてさて、妻から連絡があり、「宅急便送ったけど家にいる?」とのこと。
います。〆切前ですからね。で、こちらとしては、「何かおいしいものでも贈ってくれたのか」という期待を持つわけです。
昨日届いたのは、まぁまぁ大きな段ボールが二つ。
入っているのは、妻の衣類とか日用品。年末年始は松本で過ごすからよろしくだそうで…。
今度、松本駅の近くに大きなマンションができます。
どうも、それの購入を考えているようです。妻も松本暮らしは気に入っていて、退職後の生活の場として考えているようです。
残り人生20年と考えれば、今新築物件を買うことで住まいの不安はほぼなくなると言ってもよいでしょう。妻が今暮らしている東京のマンションと私の現在の物件とを売却すれば、ローンも不要でしょう。
ついでに言えば、松本市は「松本城周辺」「松本駅前」の都市計画を立て、その整備が始まっています。渋滞解消も兼ねた道路整備や、市役所機能を駅前に持ってくることなどで、観光客と松本市民の利便性を高め、賑わいを作ろうということみたいですね。
そのマンションも、こうした計画の一つかもしれません。100戸をこえる規模ですから、そこで暮らす人々が駅前にもたらす経済効果は大きいでしょうね。
でも、私はあまり気が進みません。
東京で暮らしている妻から見れば、「新築・駅前」は大きな魅力だと思います。
しかし、松本で暮らす当事者の私からすると、「湧き水、主治医、コンビニ、イオン」が徒歩5分圏内にある現在のマンションの方が、生活利便性が高い。そもそも、市役所が駅前にできると言っても、市役所に行く要件が日常的にあるわけではありませんし、手続きの多くはネットでできます。
これは、住まいに限らずいろんなことにある問題で、「一般的な価値観と、当事者の生活実感とのすれ違い」ですね。
ま、論争しても結論は出ないので、年末年始に「現地調査」してみます。
久しぶりのフィールドワークになりそうです。