55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

不動産購入の道(ふりかえり編)

 人生2度目の不動産購入。

 一生賃貸だろうと考えていましたし、最初の不動産購入時には、これが終の棲家と思っていました。

 まさか、人生で二度もマンション(中古ですよ)を購入することになるとは思いませんでした。

 

中古物件につきものの問題

 今時のマンションの機能は「共働き」が前提です。

 ゴミ出し24時間・生ごみディスポーザーから始まり、食洗器・浴室乾燥が標準装備。また、汚れが付きにくく落ちやすい素材などが使われています。床もフローリングで段差がないのが主流なのは「ルンバ」を使うからなんですね(笑)。

 全体にエコ意識も高く、節水・節電・断熱機能が高い装備が多い。

 つまり「暮らしの利便性」が高いんですね。

 一方、築20~30年のマンションは、バブル期に建設・計画されたもの。

 まだ「専業主婦」想定で、機能は「贅沢優先」

 今回購入したマンションは、キッチンに「ガスオーブン・電子レンジ」が内蔵されています。ピザとかローストビーフが作れる大型のもの。ちなみに、足元から温風が出る機能もついています。

 というわけで、暮らしの利便性は…。 

 

リフォームの実施と地方で暮らすことの再確認 

 仲介業者に「良心的なリフォーム業者」の紹介をお願いしました。

 「良心的」という言葉には「価格」、つまり「安さ」を暗示したつもりです。

 しかし、紹介されたリフォーム業者から出てきた見積もりは、想定よりかなり高額。

 これは「良心的」という言葉の価値観の違い。

 まだ使えるものは大事に使った方がよいという「モノを大切にする気持ち」が「良心」なんですね。

 たとえば、新築時からそのままの給湯器は交換を希望していました。しかし「すぐにお湯が出ますから大丈夫ですよ。もし壊れても、給湯器の交換はすぐできます。どうします」という連絡が来る。全体に、リフォーム規模を小さくする提案なんです。

 これが「高いな」と感じた金額の価値なんですね。そもそも、値引きだけを求める価値観は経済を停滞させることもあります。地方では「関係性も含めた価値を大切にすること」を思い出しました。

 というわけで、リフォームの規模は小さくなりましたが、地元の人の言葉には従うことの大切さを学びました。大事なことですね。

 

時間の感覚のズレを気にしないこと

 ちなみに、リフォーム工事は先週末が完了予定でした。

 今頃は松本暮らしが始まっているはずでしたが、そもそも、工事が今週中に終わる気配もなさそう(笑)

 これも「あるある」ですね。

 やる気がないとか、そういう風に捉えないことです。

 「クオリティ優先」と考えましょう。これも「価値」です。

 

古き良き価値観を見直しつつ

 効率性・合理性優先とかではなく…ですね。

 コミュニティの暮らしを見直したいと思います。

 面倒と思うことが、暮らしの知恵だったりします。

 時間には余裕があります。それを心の余裕につなげるようにと思う今日この頃です。

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