◆冬の運転
バブル世代によくあるスキー好きで、東北暮らしでさらにスキーにはまり、シーズン30日ゲレンデに通ったことも。そんなわけで、うまくはないですが、人並みに雪道運転はできます。ただ、大事には至りませんでしたが、何度か怖い思いもしています。
早期退職×地方移住を考えた時、雪道運転をできればしなくてよい場所…という思いはありました。やはり、雪道は神経を使います。
東北を離れてから、東京(車なし)・沖縄(南国)で5年過ごせば、「雪道運転・凍結注意・スタッドレスに履き替え」のない暮らしの楽さを覚えます。歩くのも楽。
その代わり、沖縄では「半袖・軽装で聴くクリスマスソング」の違和感はありましたけど。
◆冬の松本暮らし
マンションの内見では、「タイや置き場の有無」が大切。
ちなみに、福島のマンションはトランクルームあり。越後湯沢のマンションはなし。たぶん「リゾートマンション」だからですね。定住を想定してないのです。
で、現在の松本のマンションはトランクルームなし。タイヤ置き場ないんです。ご近所の様子を見ると、こんな感じ。
①そもそも車を所有していない
②タイヤをベランダに置いている
③タイヤショップやディーラーなど、交換してもらう所に預けている
で、私は「履き替えない」「冬は運転しない」を選択しました。
◆松本の地理的状況
気づいたことは、松本って四方を山で囲まれていること。昔の長安みたいですね。
北の白馬に行くには山越えが必要。南の諏訪には塩尻峠。
東の上田・軽井沢も山越え。西の飛騨高山には安房峠と野麦峠。
これは、スタッドレスに履き替えてもちょっと怖い。標高600mの松本から、それぞれ標高1,000mの山越え・峠越えが必要なわけで、上りのスタック・下りのスリップにはそうとう気をつかう。市街地に川が流れているので橋も多い。
そう考えると、ここ松本に城を築いた理由もわかります。そして、松本城が復元ではなく、「木の城」として残っているのは、そういうことかなって思います。
ちなみに、地理的要因が似ている中国の長安、現在の西安は、「電子機器・IT」の街
となっています。エプソンが松本に目をつけたのは慧眼と言うべきか。
◆移住先に、夢だった軽井沢・越後湯沢を選ばなかった理由
軽井沢・越後湯沢で車なし生活を送ろうとすると、駅前物件限定になります。
それは、予算が許さない。
松本は、市街地であれば車なし生活が可能。現在のマンションでも半分以上は車なし生活のようです。そもそも駐車場がそんなにないですし。
というわけで、この冬の宿題が決まりました。
登山もスキーもせず、車を使わずに松本の冬を楽しむにはどうするか。
いまのところ、「引きこもる」になりそうな予感です。