55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

松本の冬

 

冬の運転

 バブル世代によくあるスキー好きで、東北暮らしでさらにスキーにはまり、シーズン30日ゲレンデに通ったことも。そんなわけで、うまくはないですが、人並みに雪道運転はできます。ただ、大事には至りませんでしたが、何度か怖い思いもしています。

 早期退職×地方移住を考えた時、雪道運転をできればしなくてよい場所…という思いはありました。やはり、雪道は神経を使います。

 東北を離れてから、東京(車なし)・沖縄(南国)で5年過ごせば、「雪道運転・凍結注意・スタッドレスに履き替え」のない暮らしの楽さを覚えます。歩くのも楽。

 その代わり、沖縄では「半袖・軽装で聴くクリスマスソング」の違和感はありましたけど。

 

冬の松本暮らし

 マンションの内見では、「タイや置き場の有無」が大切。

 ちなみに、福島のマンションはトランクルームあり。越後湯沢のマンションはなし。たぶん「リゾートマンション」だからですね。定住を想定してないのです。

 で、現在の松本のマンションはトランクルームなし。タイヤ置き場ないんです。ご近所の様子を見ると、こんな感じ。

 ①そもそも車を所有していない

 ②タイヤをベランダに置いている

 ③タイヤショップやディーラーなど、交換してもらう所に預けている

 で、私は「履き替えない」「冬は運転しない」を選択しました。

 

松本の地理的状況

 気づいたことは、松本って四方を山で囲まれていること。昔の長安みたいですね。

 北の白馬に行くには山越えが必要。南の諏訪には塩尻峠。

 東の上田・軽井沢も山越え。西の飛騨高山には安房峠野麦峠

 これは、スタッドレスに履き替えてもちょっと怖い。標高600mの松本から、それぞれ標高1,000mの山越え・峠越えが必要なわけで、上りのスタック・下りのスリップにはそうとう気をつかう。市街地に川が流れているので橋も多い。

 そう考えると、ここ松本に城を築いた理由もわかります。そして、松本城が復元ではなく、「木の城」として残っているのは、そういうことかなって思います。

 ちなみに、地理的要因が似ている中国の長安、現在の西安は、「電子機器・IT」の街

となっています。エプソンが松本に目をつけたのは慧眼と言うべきか。

 

移住先に、夢だった軽井沢・越後湯沢を選ばなかった理由

 軽井沢・越後湯沢で車なし生活を送ろうとすると、駅前物件限定になります。

 それは、予算が許さない。

 松本は、市街地であれば車なし生活が可能。現在のマンションでも半分以上は車なし生活のようです。そもそも駐車場がそんなにないですし。

 というわけで、この冬の宿題が決まりました。

 登山もスキーもせず、車を使わずに松本の冬を楽しむにはどうするか。

 いまのところ、「引きこもる」になりそうな予感です。