40代までは「転勤族なので一生賃貸」と思っていました。
東北勤務でかの地が気に入り、仙台市に中古マンションを購入したのが1回目。
これは、沖縄転勤で売却(笑)
そして、退職して今回の購入になります。
◆目次
購入予算を考える
◆予算を考える基準は2つ
・年金受給の段階で2~3,000万円の資金を残しておくこと
・仙台のマンション価格を上回らないこと
仙台でマンションを購入したのは2005年頃。
地下鉄駅徒歩5分という立地。2LDK・60㎡・築10年の中古マンションが約1,300万円で買えたのです。おそらく、新築時の販売価格は2,000万円を超えていたと思います。この頃は、新築マンションの建設ラッシュ・タワーマンションの人気がすごかった時期。新築物件の値下がり幅が大きかったのですね。また、70㎡を超えるファミリー物件が中心でしたから、60㎡の需要が少なかったことも考えられます。
ちなみにこの物件、約10年所有して売却しました。
購入時より高く売却できたのは、需要の変化ですね。低層マンションの60㎡(1~2人暮らし)物件の人気が高くなっていたのです。
売却先はリフォーム業者。で、業者はこの部屋をフルリフォームして販売しています。その販売価格は「2,000万円」を超えていました!
◆最初に内見した物件も予算基準になる
購入を考え、物件を探し、最初に内見したのが「福島県」の物件👇
ojisann5560.hatenadiary.com
間取り、立地が条件通り。管理費・駐車場などが月21,000円。
しかも、ベッド以外の家具家電付き。
仲介手数料不要で1,250万円 。ということは1,300万円で買えます。現金一括支払いならば値引き可能とのことでしたから、1,250万円で買えたでしょう。
これを、少し迷っている間に逃しました。
逃したのは残念でしたが、これで明確な予算基準ができました。
予算は「込み込みで1,300万円」。これが上限です。
内見した物件の価格
◆価格は様々でした
一番安かったのは400万円(笑)
築30年、80㎡の物件。これは「販売価格が400万円+フルリフォーム価格400万円=800万円で販売」という設定でした。フルリフォームで、好みの部屋にしてくださいなんですね。
結構心惹かれましたが、これは「広すぎ」で断念。
売り込みが激しかったのは一軒家。
フルリフォームした物件ですが、そう言われなければ新築にしか見えません。
最初は1,380万円。これが1,280万円に値下がりした段階で内見。保留して他の物件をみているうちに980万円まで値下げしてきました。
◆結局購入したのは松本市の中古マンション
築20年をこえているので、経年劣化がそれなりにあります。その部分をリフォームしたいという値下げ交渉をしました。
結果「諸経費+リフォーム+家具家電購入」で、仙台物件、福島物件以内に収まりそうです。ちょっと安心しました。
部屋は50㎡少しの2LDK。実際には、1部屋が「物置」になり、2間を1部屋にして暮らすことになります。これくらいの広さで十分ですね。何と言っても、狭い分、固定資産税や管理費などが安めです。
最初の福島物件と、購入した松本物件を比べると…
◆維持費を考えると、福島物件の方が高くついたかも
東北暮らしで維持費がかかるのは「固定資産税」「水道光熱費(公共料金)」「冬の経費(冬タイヤ・暖房)」なんですね。
固定資産税は「福島物件(60㎡)=約10万円」「松本物件(50㎡)=約5万円」になります。
福島だと「東北電力」一択。松本は「中部電力」など複数の選択肢があります。要するに安い会社を選択できます。ちなみに、私の場合は「中部電力」が一番安いです。
松本では、徒歩圏にスーパーが二軒あるので、冬はタイヤを履き替えずに暮らそうと思っています。
◆転居後の生活費の目標は
年間200万円生活の実現ですね。
とは言え、年金・税金・マンション管理費などで年約90万円はかかります。
12カ月を110万円で暮らすのは、いくらなんでも現実的ではありません。
となると、年間で60~90万円くらい稼ぐことができるとかなり楽。
というわけで、今のお仕事を頑張りたいと思います。
現在市場に出ているのは、70~90平米のファミリー物件がほとんど。
今回購入したような物件は、ほとんど見当たりません。
「早期退職+断捨離」をすれば「住まいに広さは不要」です。
そういう意味で、御縁があってよかったと思う今日この頃です。
松本市内には「湧き水」がたくさんあります