先月末から、「2回のお仕事×鹿児島・岩手」まで行きました。
「目的地に行くこと」よりも、「移動の過程」を楽しむタイプです。そういう意味で、「遠くに行く機会」があるとうれしい。ただ、「車で行きます」「現地集合・現地解散でお願いします」と伝えた時、担当者によっては「絶句」します。
まぁ、そうですよね。
幸い、ワークショップに必要な機材があって、それを持ち歩くのはしんどい(重い・かさばる)ことを理由に、自家用車OKをもらいました。それでも、現地で合流した時は、「本当に車で来たんですね(こいつバカじゃないの?)」という反応。
ま、こればかりはしかたない。価値観の差異ですから、深堀せず、機材の運搬を手伝ってもらいながらお仕事モードに転換しました。
で、松本に戻りまして、何だかホッとしています。
一応、東京出身なのですが、松本の方が「地元感」が強いのです。
そういう意味では、ここまでのところ、信州移住・松本移住は「よかった」が自己評価です。求めていた「風景・食べ物・散歩環境」などはとても満足。
問題は物価ですね。
松本の物価は、平均的には少し高い方かもしれません。
ただし、少し探せば安いスーパーはあります。ガソリンも同じ。
つまり、「店舗による価格差」が大きいと言えます。同じもやしでも「19円」と「29円」のお店がある。ガソリンも「180円」と「165円」のお店がある。そういうわけで、買出しの際は、「買うもの=それが安いお店」に行くのが習慣となりました。
ガスは、「都市ガス」なので月1,000円台で収まります。
水道は、平均よりやや高いかもしれませんが「湧き水無料」です。毎朝、近所の井戸で水を汲んでいますが、コーヒーも煮物もおいしいです。一番わかるのは、ごはんを炊いた時。「ふたを開けた時の香り」と「一口目のふっくら感」には、まだ感動します。
気になるのは高齢化率…。
長野県はすでに「30%」を超え、全国平均を少し上回っています。
松本市は「約28%」で、全国平均とほぼ同じ(少しだけ低い)。
私も高齢化率に貢献するわけですが、今のお仕事を、細々でよいので長く続け、少しでも松本市の財政に貢献できればと思います。
これからの日本は「人口減」が進み、さまざまな社会課題が可視化されてきます。
その時、良い意味で「社会の変化の影響を受けない暮らし」「社会課題で日常生活が脅かされない暮らし」の構築を、これからも進めたいと思います。
次世代への貢献はできませんが、次世代に負担を残さないことだけは達成したいと、そんなことを思う今日この頃です。