55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活と言っても、そんなにヒマではないということ

      松本のイオンから、北西側の風景です(アルプス公園・常念岳

 

 早期退職する時、あるいは定年退職する時、多くの人が思うのは、「時間持て余すんじゃない…」「ヒマで退屈に取りつかれるんじゃない…」ということではないでしょうか。

 これ、私も言われましたし、考えたこともありました。

 個人的な結論は、「そうでもない」です。

 

 まず、私個人の資質として「インドア派」なことがあります。

 「本を読む~寝落ちする~目覚めて続きを読む~寝落ちする」で一日が終われるということ。早期退職の幸福を実感する瞬間です。しかも、本は図書館から借りてきたもの。経済的にも(無料)、時間的にも(無職)、現役時代より読書量が増えました。

 

 もう一つは、「無職の暮らし」に慣れると時間の流れが速くなります。

 世間や時間から遠ざかれば遠ざかるほど、一日が短いです。気が付けば夕方。

 お仕事から離れれば、「予定」というものがなくなります。せいぜい「ごみ捨ての曜日と時間」「通院日とその時間」くらいですね。ところが、時間から解放されると、一日が短くなります。退屈する暇はないという逆説ですね。

 

 ちなみに、「規則正しい生活×テレビ」を手放してから、楽になりました。

 松本移住を機に「テレビなし生活」にしたのですが、とても楽。テレビって、結構時間を拘束するものなのかもしれません。どうしても見たい番組があるときは、「TVer」があります。これだと、いつ見るかは私の気が向いた時になるわけで、とても自由。

 規則正しい生活も同じ。

 「朝になって起きる」ではなく、「目覚めたら朝」。

 「そろそろお昼だからご飯」ではなく、お腹が減る、もしくは食べたいと思った時が食事時間。

 時間が主役ではなく、自分を主役にして、自由というものがわかってきました。

 

 あと「主夫」をしていると、細々としたことが日々あって、それを片付けているとあっという間に一日が終わります。早期退職直後は、いろいろな手続きや払い込みのために、役所や郵便局に通いました。ネット銀行を開設して預貯金を動かしたのですが、ネット関係に強くない私にとっては「大事業」でして、PCに向かっているうちに1日が終わることもしばしば。

 そんなわけで、「専業主夫」としては、「ワーキングマザー」に尊敬と尊敬と尊敬しかないです。

 

 ちなみに、昨日はお仕事の〆切日。水曜日には完成していたのですが、早めに出すと「次の仕事」がやってきやすいので、〆切の金曜日まで寝かせて提出しました。

 しかし、提出確認のメールには、「飛込案件×緊急案件」の依頼が…。

 そのお仕事をお願いしていた人が音信不通になったそうです…。〆切は日曜日なのですが、連絡が取れないとか…。

 

 というわけで、「予定のない毎日のはずですが、やることは沸いてくる」という日常。ちなみに今日は、マンション全戸で「高圧洗浄」があるので、改めて水回りをきれいにしておきました。

 「早期退職×定年退職しても、そんな暇ではないよ…」

 というのが個人的実感。

 「あー、今日はすることがないな。何しよう。」という日がありません。

 というわけで、これから緊急案件に取り掛かりつつ、高圧洗浄の待機です。