55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

昔の同僚から転職相談をされました。

 

 なんでもいいですけど、暑いですね。

 昨日の最高気温は35度。ちなみに今日の最高気温予想は32度…。

 というわけで、今日はすでに窓を閉め、エアコンをかけています。9月も後半戦に入ったんですけどね…。

 

 というわけで、昨日は、昔の同僚から急な連絡があり、そのままZOOMで長話となりました。

 内容は転職相談。昔の同僚…と言っても若く、まだ20代。

 

 転職しようと考えている…という相談が私に来るのは、私が「転職経験者」だからかもしれません。ただ、だからこそ私は、「転職相談」に対しては、割と否定的な態度をとります。

 本当は、背中を押せばいいのでしょうが(その方が、「いい人」という評価もゲットできますし)、現状に対する不満などを「転職」という言葉でしか表現できないケースもありますし、何より「今の仕事を辞めたい」が本音で、「転職したい」が建前なことも少なくないです。その場合、転職先の企業・職場・仕事内容は「隣の芝生」なわけで、それを根拠に…というのは、リスクが高い。

 

 また、過去の実績を評価されて転職に成功(合格)した場合、「転職しても同じ仕事」をすることになりがちです。もちろん、「同じ仕事なのに給与が上がった」が転職のゴールならばよいのですが、「スキルを活かして新しいことに挑戦」を求めるケースでは、ミスマッチになる可能性が高いかも…ですね。

 

 というわけで、転職希望のAさんのお話を伺いました。

 最初に伺った「転職理由」「志望動機」では、ちょっと厳しいな、辞めたいが本音かも、転職しても同じ仕事(便利屋扱い)で終わる可能性が高いという印象でした。

 何より、現在の職場では評価されているようですし、直属の上司もAさんを高く評価し、成長のためのスキルを伝授するなど、「大事にされている」と感じました。辞める理由はなさそうなんですね。

 

 ただ、そこからいろいろ話をうかがい、Aさんの自己分析を導き、現在の職場で過ごした時間を振り返ってもらうと、「転職したい理由」「転職することで自分をどう成長させていくのか」「転職先に対するアピール」などの言語化が進み、転職を考えている理由などに納得できるようになりました。

 

 Aさんのやりたいことに適した企業が転職求人を出していることもあり、受けてみようが結論になりました。ただ、「転職試験に合格するために、受験企業におもねったり、自分をよく見せることはしない」ということは意識しようとなりました。また、転職ができなかった場合は、今の職場で働き続けることに(不満はないわけではないですが)

異論はないそうです。理由は、直属の上司が、職業人としても人間としても上司としても尊敬できる人で、その人から学べることはまだまだあるから。そこで、スキルを磨きつつ、次の転職の機会をうかがう…ということ。

 

 やはり、「考えや気持ちを言語化すること」は、とても難しいですね。うまく言語化できなければ、「今の職場を辞めたいを隠して転職しようとしている」と相手に思われてしまう可能性が高いです。

 よく「自分の言葉で」と言われますが、実際には難しいですね。しかし、「自分の言葉で、自分の本当の考えを表現」できれば、結果はどうなるかはわかりませんが、その結果には納得できるでしょう。

 Aさんは、転職試験を受けることで、自分の評価を確認したいという思いもあるようです。書類でダメの可能性もありますし、最終で落とされる可能性もあるでしょう。でも、「どの段階で落ちるか」がわかれば、今の自分の足りないことがわかるから…と言います。

 

 Aさん、頑張ってね。

 壁打ちした時は、私が壁になるから(笑)。