55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

長野県松本市街地のマンション暮らし

 

4月27日朝7時の気温は5℃

 昨晩、かなり寒く…、寝る前にエアコンで暖房をかけました。

 その前にもかなり寒い夜があって、あまりよく眠れなかったのです。

 昨晩は暖房をかけたので、よく眠れました。目覚めもよいです。

 そして、現在の外気温は5℃。朝日を浴びて、室温は25℃。

 ええと、連休前…ですよね。昨年もこんなに寒かったかな??

 

松本暮らしで気づいたこと

 松本は、一軒家暮らしが普通です。

 おそらくは、代々の土地で、古い家をリフォームしたり、建て替えたりしながらの暮らしという印象を受けます。自営業、つまり店舗兼自宅の建物も多いです。

 よく見ると、アパートや駐車場もありますが、そこは、おそらくは少し大きめの屋敷か何かがあって、相続か何かの関係で売却したか、建物をつぶして更地にして、アパートか駐車場経営に切り替えた…という感じです。

 そんなわけで、マンションの数はそんなに多くはありません。建設のためのまとまった土地を確保するのは難しいのではないかと感じます。とは言え、最近は新築マンションも増えてきて、それらはあっという間に売れたみたいです。

 ちなみに、私が暮らすマンションも、3~4月は引っ越しが何件かありました。売却物件は、きれいに売れたみたいです。

 

南向きか、東西向きか…

 高い建物が少ないこともあって、最近建てたか、建て替えた新しい一軒屋には、屋根にソーラーパネルを設置している家が多いです。松本は晴天率が高く、南向きの部屋だと一日中太陽光が入ります。太陽光発電に向いています。

 ただし、私のマンションは「東西向き」です。リビングは東向き。

 そんなわけで、午前中は太陽光が入りとても暖かいです。しかし、夕方以降は…です。部屋もやや暗く、お仕事の際は昼間でも照明をつけることも。

 それでも、東西向きのマンションには、景色のよさという代えがたい魅力があります。リビングからは、王が鼻方面に広がる美しい山並みが見え、西側の部屋からは、北アルプスをのぞめます。天気の良い日には、常念岳の後ろに槍ヶ岳の山頂部も見えます。この景観は捨てがたい。

 というわけで、松本市街のマンション暮らしにはトレードオフがあって

 ・南向き……日当たりのよさ、ソーラー発電には最適!(山の眺望は…)

 ・東西向き…山の景色、四季の変化・日々変わる山の色彩は最高!(日当たりは…)

 ということ。日当たりを取るか、眺望を取るかです。

 もし市内で引っ越せるなら…、悩みますね。

 マンションでも太陽光発電暮らしは可能ですから、南向きの魅力は捨てがたい。

 でも…今の眺望を捨てる決断をするのはかなり難しい。

 

気を付けた方が良いのは…

 眺望最優先にするなら、東西向きのマンションの「西向きリビング」です。

 これは、間違いなく眺望最高、上層階ならなおのこと。

 ただし、ワナがあります。西からの風、北アルプスからの風です。

 西からは、冷たい風が吹いてきます。夏は、この風が天然の冷房になり快適です。

 しかし、冬は、この風が部屋全体の温度を奪います。最低気温が氷点下二桁に達する松本で、西向きの暮らしは…う~~んですね。もちろん、断熱を完璧にすればよいのでしょうが…。

 しかも、周囲を山に囲まれた松本は、日の出時間・日没時間が、公式に発表されている時間よりも1時間程度遅い(早い)です。日照時間は短め。そこで西向きの部屋…だと、冬はかなり寒く・暗い時間が長くなるような気がします。

 一軒屋の方は、どうしているんだろう…。

 

 というわけで、松本移住×マンション暮らしをお考えの方に参考になれば。

 物件の内覧をするなら、午後の遅めの時間がよいかもしれません。その時間帯にどれくらい部屋に日が入るか、部屋の温度、眺望などを確認です。

 もちろん、冬の状況、部屋の断熱のこと、冬季の凍結予防なども確認してください。

 面倒かもしれませんが、暮らしてみると、それ以上の価値があります。